【2026年7月最新】楽天RPP広告のキーワード登録上限が10件から20件へ拡大
楽天市場
株式会社Proteinum 代表取締役
プロテーナムでは、楽天、amazon、自社EC、Yahoo!ショッピングを中心に、データに基づく圧倒的な成果にこだわった支援を行っている。ナショナルブランドを中心に累計1,000社以上の支援と年間広告費10億円以上の運用実績を持ち、独自のEC運用支援システム「ECPRO」も提供している。
この記事は、これまでの支援実績が1,000社以上、広告運用実績年間10億円以上の弊社(Proteinum)が、RPP広告のキーワード登録上限の拡大(10件→20件)について解説します。
楽天RPP広告を運用していて、設定したいキーワードが10件の上限に収まらず困った経験はありませんか?2026年7月30日(木)より、1商品あたりに手動で登録できるキーワード数の上限が、これまでの10件から20件へと拡大されます。これまで優先度の高い語に絞り込まざるを得なかった店舗でも、貢献度の高いキーワードをより多く設定し、露出機会を広げられるようになります。本記事では、上限拡大の概要から具体的な活用法・設定手順・注意点までを、店舗運営の現場目線で整理して解説します。
【この記事の対象者】
- 楽天市場でRPP広告を運用している店舗運営者・EC担当者
- キーワード設定の上限拡大を機に、検索露出を伸ばしたい方
- 広告費を抑えつつ、キーワード単位で成果を最大化したい方
【この記事を読んでわかること】
- RPP広告のキーワード登録上限が拡大される時期と具体的な変更内容
- 上限拡大によって得られるメリットと、現場での活用法
- 上限拡大後の正しいキーワード設定手順と、運用上の注意点
Contents
RPP広告のキーワード登録上限とは?

RPP広告のキーワード登録上限とは、1つの商品に対して店舗側が手動で設定できるキーワードの最大数を指します。RPP広告は楽天市場内の検索結果や商品ページに表示されるクリック課金型(CPC)の広告で、設定したキーワードと商品の関連性に応じて露出が決まる仕組みです。この「手動でいくつのキーワードを狙えるか」を左右するのが、今回のテーマである登録上限です。まずは上限の前提となる基本機能と、現行の数値を押さえておきましょう。
- 手動キーワード登録の基本機能
- 1商品あたりの現行登録上限
- 候補キーワード表示機能の役割
手動キーワード登録の基本機能
手動キーワード登録は、店舗が「この商品をこの語で露出させたい」という狙いを明示的に設定できる機能です。通常のRPP広告では商品ページの情報から自動的に関連語が選定されますが、手動登録を使うことで、自動選定では拾いきれない指名検索語や購買意欲の高い語を、店舗の意図どおりに狙えます。キーワードごとに個別のクリック単価(キーワードCPC)を設定できる点も、手動登録ならではの強みです。
RPP広告では、商品ページの「商品名」や「商品ページ内テキスト」をもとに楽天のAIが関連語を判断して表示する自動選定が基本となり、重要な語だけを手動で補強する形で運用します。手動キーワード登録は、この自動選定を上書きするのではなく、自動では届きにくい語を意図的に押さえるための機能として位置づけると理解しやすくなります。今回の上限拡大は、この補完の幅を10件から20件へ広げる変更にあたります。
1商品あたりの現行登録上限
現行のRPP広告では、1商品あたりのキーワード登録上限は10件です。10件はあくまで上限であり、必ず10件設定しなければならないわけではありませんが、扱う商材の検索パターンが多い店舗ほど、10件では足りないという声が多く挙がっていました。なお、商品登録数の上限は最大40,000商品で、キーワードCPCの設定範囲は40円〜10,000円が目安です。これらの仕様を理解しておくと、上限拡大のインパクトをより正確につかめます。
また、RPP広告には商品単位で設定する商品CPCと、キーワード単位で設定するキーワードCPCの2種類の単価があります。商品CPCは10円から設定できるのに対し、手動キーワードのCPCは下限が40円に設定されており、手動登録は相対的に単価が高くなりやすい点を前提に考える必要があります。上限が20件に増えても、登録するすべての語が同じ価値を持つわけではないため、この単価構造を踏まえた優先順位づけが欠かせません。
候補キーワード表示機能の役割
RPP広告には、商品情報をもとに関連性の高い語を提案する「候補キーワード表示機能」が備わっています。店舗側でゼロから語を考えなくても、提案された候補から効率的に設定できるのが利点です。ただし候補の中には関連性の低い語が混ざることもあるため、流入キーワードのリサーチやサジェスト語の確認と併用することが推奨されます。上限が20件へ広がることで、この候補機能で見つけた有望語を取りこぼさず登録しやすくなります。これまでは候補に良い語があっても10件の枠を優先語で使い切ってしまい、登録を見送るケースがありましたが、枠が倍増することで候補語をテスト的に取り入れる余地が生まれます。候補語を実際に運用して成果を見極め、効果の高い語を残していく検証サイクルも回しやすくなります。
RPP広告のキーワード上限はいつ拡大される?

ここからは、今回のアップデートの核心である「いつ・何が・どう変わるのか」を整理します。結論として、2026年7月30日(木)から、1商品あたりのキーワード登録上限が10件から20件へ拡大されます。サービス停止を伴わない変更のため、運用への影響を心配する必要はありません。それぞれの要点を順に確認しましょう。
- 上限拡大のリリース予定日
- 10件から20件への拡大内容
- サービス停止の有無
上限拡大のリリース予定日
上限拡大のリリース予定日は、2026年7月30日(木)です。リリース日以降、キーワード登録上限が20件へ引き上げられます。施策の準備期間として、リリース前に「20件に増えたら追加したい語」のリストアップを進めておくと、当日からスムーズに枠を活用できます。
10件から20件への拡大内容
変更内容はシンプルで、手動で登録可能なキーワード数の上限が、従来の10件から20件へ拡大されます。これにより、GMS(流通総額)への貢献度が高いキーワードをより多く設定でき、露出機会の拡大につなげられます。登録枠が倍増することで、これまで「枠が足りず外していた準主力の語」を本格的に運用へ組み込めるようになる点が、現場にとって最も大きな変化です。
サービス停止の有無
本変更によるサービス停止はありません。稼働中のRPP広告を止めることなく上限が引き上げられるため、リリース当日も通常どおり広告を継続できます。既存のキーワード設定やCPCがリセットされることもないため、安心して追加設定の準備を進められます。
下表に、今回のアップデートでの変更点と、変更対象外の主要仕様をまとめます。
| 項目 | 変更前 | 変更後 |
|---|---|---|
| 1商品あたりのキーワード登録上限 | 10件 | 20件 |
| リリース予定日 | — | 2026年7月30日(木) |
| サービス停止 | — | なし |
| 登録可能商品数の上限 | 最大40,000商品 | 最大40,000商品(本変更の対象外) |
| キーワードCPCの設定範囲 | 40円〜10,000円 | 40円〜10,000円(本変更の対象外) |
RPP広告のキーワード上限拡大のメリットとは?

上限拡大は単なる数値変更ではなく、運用の自由度を大きく高める変更です。登録枠が倍増することで、これまで露出を諦めていた語にも広告予算を配分できるようになります。ここでは、店舗にとって特に効果が大きい3つのメリットを解説します。
- 登録できる語数の増加
- 貢献度の高い語の取りこぼし防止
- 露出機会の最大化
登録できる語数の増加
最も直接的なメリットは、設定できるキーワードが1商品あたり最大20件へと倍増することです。主力語に加えて、関連語・サブ語・指名語まで幅広くカバーできるようになり、1商品で狙える検索面が大きく広がります。語数が増えることで、検索ボリュームの分散にも対応しやすくなります。1つの商品でも、利用者は「商品名」「用途」「悩み」「シーン」など多様な切り口で検索します。語数が10件のときは、このうち上位の検索意図しか押さえられませんでしたが、20件になることで複数の検索意図を同時にカバーでき、取りこぼしの少ない設計が可能になります。
貢献度の高い語の取りこぼし防止
これまでは10件という制約上、効果が見込める語であっても優先順位の関係で外さざるを得ないケースがありました。上限が20件になることで、GMS貢献度の高い語を「枠不足」を理由に切り捨てる必要がなくなります。データ上は成果が出ていた準主力語を継続的に運用でき、機会損失を抑えられます。
露出機会の最大化
設定語数が増えるほど、商品が表示される検索面は広がります。狙った語での露出と表示率を高め、結果として流入の総量を底上げできる点が、上限拡大の本質的な価値です。特に検索パターンが多様な商材では、20件の枠を活かすことで、これまで届かなかった購買意欲の高い層へのリーチが期待できます。ただし、同じキーワードで他店舗がすでに枠を埋めている場合は表示されないこともあるため、語数を増やすだけでなく、関連性の高い語の選定と適切なCPC設定をあわせて行うことが前提です。検索の入り口が増えれば、同じ商品でも複数の文脈から見つけてもらえるようになり、結果的に広告経由の売上実績を蓄積しやすくなります。蓄積された実績は商品の評価にも好影響を与えるため、上限拡大は短期の露出だけでなく、中長期の商品力強化にもつながります。
RPP広告のキーワード上限を活かす活用法とは?

増えた10件分の枠をどう使うかが、上限拡大の成果を分けるポイントです。やみくもに語数を埋めるのではなく、狙いを持って枠を配分することが重要になります。たとえば、これまでの10件で運用していた主力語はそのまま維持し、追加された枠を「これまで入れたくても入れられなかった語」に充てるという配分が基本になります。ここでは、追加枠を有効活用するための3つの方法を紹介します。
- ロングテールキーワードの拡張
- 季節商戦ワードの追加
- 競合対策キーワードの強化
ロングテールキーワードの拡張
増えた枠は、複合語や具体性の高いロングテールキーワードの拡張に充てるのが効果的です。「商品名+用途」「カテゴリ+シーン」といった購買直前の検索語は、検索ボリュームこそ小さいものの転換率が高い傾向があります。10件枠では入れきれなかったこうした語を追加することで、費用対効果の高い流入を積み増せます。たとえばギフト商材であれば「内祝い」「お礼」「出産祝い」のように贈答シーンごとの語を、家電であれば「一人暮らし向け」「省エネ」のように利用条件を表す語を追加するイメージです。こうした具体語は競合が少なく、適正なCPCで露出を獲得しやすい点も利点です。
季節商戦ワードの追加
母の日・お中元・年末年始といった季節商戦の語は、時期によって検索需要が大きく変動します。主力語を残したまま、シーズン限定の語を追加枠で機動的に運用できるのが20件枠の強みです。商戦期に合わせて季節語を入れ替えれば、繁忙期の露出を取りこぼさずに済みます。従来の10件枠では、季節語を入れるために通年で効く主力語を一時的に外す必要がありましたが、20件あれば主力語を維持したまま季節語を上乗せできます。商戦が終わったら季節語だけを外して通常運用に戻す、といった柔軟な運用が可能になる点も、追加枠ならではのメリットです。
競合対策キーワードの強化
競合が強い検索面では、関連語や言い換え語を厚く設定して露出面を押さえる戦略が有効です。カテゴリ内で競合と競り合う語を複数登録し、検索結果での表示機会を広げることで、自社商品の選択肢としての露出を高められます。追加枠を競合対策に振り分けることで、シェア拡大を狙えます。
RPP広告のキーワード上限設定の注意点とは?

枠が広がったからといって、20件すべてを無計画に埋めるのは得策ではありません。語の質と単価のバランスを見極めることが、上限拡大を成果につなげる前提になります。ここでは、設定時に押さえておきたい注意点を整理します。
- キーワードCPCの下限(40円)
- 関連性の低い語のリスク
- 部分一致に非対応の仕様
- ROAS悪化を防ぐ運用
キーワードCPCの下限(40円)
手動設定するキーワードCPCには下限があり、最低額は40円です。通常の商品CPC(10円〜)よりも高く設定されているため、転換率の低い語を闇雲に増やすと、単価に見合う売上が得られずコストだけがかさむ恐れがあります。追加する語は、CPCに見合う成果が見込めるかを基準に選定しましょう。
関連性の低い語のリスク
候補キーワード機能の提案語の中には、商品と関連性の低い語が含まれることがあります。関連性の低い語を登録すると、無駄なクリックが発生し費用対効果が悪化します。枠が増えたぶん「とりあえず登録」しがちですが、商品と検索意図が合致する語に絞ることが重要です。
部分一致に非対応の仕様
RPP広告のキーワード設定は部分一致に対応していません。登録した語と検索語が合致しなければ露出されないため、表記ゆれや言い換えを想定して語を設計する必要があります。1キーワードあたりに設定できる文字数は80文字までで、全角・半角やひらがな・カタカナは区別せずに扱われます。20件枠を活かし、想定される検索パターンを複数の語でカバーする設計が有効です。
ROAS悪化を防ぐ運用
語数が増えるほど、設定だけして放置すると費用対効果(ROAS)が見えにくくなります。追加した語ごとに成果を定期的に検証し、効果の低い語はCPCを調整するか除外する運用が欠かせません。20件枠は「設定して終わり」ではなく、データに基づく入れ替えを前提に活用しましょう。具体的には、クリック数やクリック単価、転換率といった指標を語単位で確認し、コストに見合う成果が出ていない語は単価を下げる、あるいは思い切って外すといった判断を継続することが重要です。枠が広がったぶん管理対象の語も増えるため、定期的な見直しのルールをあらかじめ決めておくと運用が安定します。
RPP広告のキーワード上限に関するよくある質問
Q1:RPP広告のキーワード上限は何件に変わる?
A1:1商品あたり10件から20件に変わります。 手動で登録できるキーワード数の上限が倍増し、これまで枠不足で外していた語も登録しやすくなります。商品登録数の上限(最大40,000商品)は本変更の対象外です。
Q2:上限拡大はいつから適用される?
A2:2026年7月30日(木)から適用されます。 リリース予定日以降、上限が20件へ引き上げられます。事前に追加候補の語をリスト化しておくと、当日からスムーズに運用できます。
Q3:既存のキーワード設定はそのまま使える?
A3:そのまま使えます。 本変更によるサービス停止はなく、稼働中の広告を止めずに上限が引き上げられます。既存のキーワードやCPCの設定がリセットされることもありません。
Q4:キーワードCPCの最低額はいくら?
A4:40円です。 手動設定するキーワードCPCは40円から10,000円の範囲で指定でき、通常の商品CPC(10円〜)よりも下限が高く設定されています。管理画面の目安CPCを参考に単価を決めるとよいでしょう。
Q5:キーワードは何件まで設定すべき?
A5:上限の20件まで設定する必要はありません。 重要なのは語数ではなく、商品との関連性と費用対効果です。関連性が高く成果が見込める語を厳選し、効果を検証しながら段階的に追加するのが効果的です。
Q6:商品数の登録上限も変わる?
A6:変わりません。 今回のアップデートは1商品あたりのキーワード登録上限の変更であり、登録可能な商品数の上限(最大40,000商品)は対象外です。あくまで「商品ごとに狙えるキーワード数」が増える変更です。
RPP広告のキーワード上限についてのまとめ
いかがでしたでしょうか。ここまでRPP広告のキーワード上限について解説してきました。本記事の要点は以下のとおりです。
- 上限拡大の内容:2026年7月30日(木)より、1商品あたりの手動キーワード登録上限が10件から20件へ拡大される
- 影響範囲:サービス停止はなく、既存設定もそのまま継続でき、商品数上限やCPC範囲は本変更の対象外
- 主なメリット:登録語数の増加、貢献度の高い語の取りこぼし防止、露出機会の最大化
- 活用法:ロングテール語の拡張、季節商戦ワードの追加、競合対策語の強化に追加枠を配分する
- 設定手順:商品・キーワード設定画面から対象商品を登録し、キーワードとCPCを入力して登録する
- 注意点:CPC下限は40円、関連性の低い語や部分一致非対応の仕様に留意し、成果検証でROAS悪化を防ぐ
上限拡大は「枠を埋めること」ではなく「狙いを持って語を選び、検証しながら運用すること」で初めて成果につながります。リリース前に追加候補の語を整理し、当日から計画的に活用していきましょう。
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