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【楽天市場】RPP自動最適化機能について徹底解説!2025年5月8日時点

楽天市場

2025年5月8日に楽天市場よりリリースがありました「RPP広告の自動最適化機能」について現時点で分かる情報を徹底解説いたします。今後どのようなアクションが必要になるか、こちらの記事でしっかり把握してください!

RPP広告自動最適化機能の詳細

RPP広告の自動最適化機能は2025年7月14日にリリースされる予定ですが、どのような機能がリリースされるのか解説していきます。

RPP広告自動最適化機能①ー予算配分/適用CPCの仕様変更

これまでは設定CPCに基づいて一律の配信がされてきましたが、リリース後は広告掲載面/日時/人などに応じて予算配分やCPCを最適化されていきます。
楽天の持つデータとAIを活用し、RPPトータルのコンバージョン数やROASの改善が図られていくとのことです。

RPP広告自動最適化機能②ーキャンペーンの項目追加(配信タイプ:自動最適化)

新たに「配信タイプ」という概念が生まれます。これまでの配信方法が「手動」、新たな配信方法が「自動最適化(推奨)」という形で表示されます。

項目自動最適化機能リリース前自動最適化機能リリース後
配信タイプ手動自動最適化(推奨)

RPP広告自動最適化機能③ークリック単価の仕様変更(名称/単価/請求) 

今回のリリースに伴って、クリック単価の名称、単価、および請求の仕様について変更が発生します。
ここが最大のポイントです!
これまでは設定したCPCが固定となり、配信されていましたが、自動最適化配信リリース後は上限クリック単価を設定する方法に変更されます。

項目自動最適化機能リリース前自動最適化機能リリース後
設定CPC固定クリック単価(CPC)上限クリック単価(CPC)
最低入札クリック単価(CPC)
(キャンペーン/商品)
10円10円
上限クリック単価(CPC)
(キャンペーン/商品)
20円~
請求されるCPC設定CPC(固定単価)と同額
例:10円~
上限CPCまでの反映
例:10円~20円

RPP広告自動最適化機能のリリースにより起きる変化

今まではCPC10円と設定したら、CPC10円で配信され、請求されていましたが、これからは、上限CPCを20円と設定したら、10~20円の幅で楽天市場側で最適なCPCで配信されるようになり、請求されるCPCも10~20円の間で実際に配信された単価で配信されます。

楽天側で自動で調整をしてくれるようになるため、これまでよりは配信調整の手間が減少しますが、例えば、イベント期間中は上限CPCを引き上げたり、成果があがりやすい商品については上限CPCを引き上げたり、逆に売上につながらない商品の上限CPCを抑えるといった調整は今後も必要になると考えられます。

また、現時点ではキーワードCPCには影響がないため、引き続き自身での調整が必要となります。

RPP広告自動最適化機能への移行方法

自動最適化機能への移行には、新たに【自動最適化】キャンペーンを作成いただくことが必須となります。
キャンペーン新規登録画面から、配信タイプ「自動 最適化(推奨)」をご選択しキャンペーンを作成してください。
※【自動最適化機能】リリース後、移行期間(2025/7/14-2025/10/31予定)が設けられます。移行期間中は、キャンペーン新規登録画面にて配信タイプを選択できる仕様となります。

RPP広告自動最適化機能への移行期間終了後の仕様(予定)

移行期間(2025/7/14-2025/10/31予定)終了後、2025年11月からは「自動最適化機能」のみの提供となる予定です。
そのため、移行期間終了時点で旧キャンペーン(配信タイプ:手動)を利用している場合、強制的に自動最適化機能に移行されるため、要注意です。
※予定情報のため、変更となる可能性があるとのことです。

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