-Blog- ブログ

【徹底解説】楽天RPP広告の予算設定と調整方法 – 初心者からプロまで最適化の秘訣!

楽天市場

RPP予算設定時の考え方

楽天に出店されている方の中には「RPP広告の予算設定はどうすればいいの?」「途中でRPP広告の予算を変更したいけど、どうすればいい?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

この記事では、RPP広告の予算設定の基本的な考え方から、運用中の調整方法、さらに効率的なRPP広告予算管理のヒントまでを網羅的に解説します。

1. RPP広告の初回予算設定の考え方

初めてRPP広告を配信する場合の予算設定は、予測が難しいため特に慎重に行う必要があります。

1.1. 消化の進みすぎを防ぐ定額設定

初めての運用では、予算がどのように消化されるか読めないため、消化が進みすぎないように低額から設定するのがおすすめです。これにより、予期せぬ予算オーバーを防ぎ、慎重に効果を見極めることができます。

1.2. 目安は「1商品あたり200〜400クリック」

具体的にいくらで設定すれば良いかという目安は、配信する商品数によって異なりますが、1商品あたり大体200〜400クリックほど取れるくらいの予算で設定すると良いでしょう。このクリック数が確保できれば、その後のアクション(増額や商品絞り込みなど)を検討しやすくなります。

初回設定後は、消化状況や費用対効果を見ながら、予算の増額を検討していく形になります。

2. 既存運用店舗のRPP広告予算設定の考え方

すでにRPP広告を運用している店舗の場合、予算設定の考え方は目的や費用対効果の状況によって異なります。

2.1. 売上に対する割合の目安(10%〜15%)

一般的に、多くの店舗では店舗全体の売上の10%から15%ほどを目安にRPP広告の予算を設定している傾向があります。これはあくまで目安であり、会社の方針や、楽天広告にどれくらいの予算が割り当てられているかによって実際に使える金額は大きく異なります。

2.2. 店舗の状況に応じた柔軟な設定が重要

この割合は絶対的なルールではないため、自身の店舗の状況や目標に合わせてRPP広告の予算を検討することが重要です。例えば、利益率が高い商品が多い場合や、売上を急激に伸ばしたい場合は、この割合よりも多めに予算を割くことも考えられます。

3. 月途中のRPP広告予算調整と運用のヒント

RPP広告の運用では、月途中に予算を調整したり、運用方針を変更したりする必要が出てくる場合があります。ここでは、2つのパターンに分けて解説します。

3.1. RPPを始めたばかりの店舗の予算調整

RPP広告を始めたばかりの店舗様は、運用状況に応じてRPP広告の予算を調整することをおすすめしています。

  • 費用対効果が良い場合は増額する:消化が進みすぎておらず、かつ広告の費用対効果が良い場合は、迷わず広告費を増額しましょう。
    • 増額時の注意点:RPP広告の仕様上、設定予算が大きいとより予算消化が進みやすくなる傾向にあるため、徐々に広告予算を増額しましょう。
  • 費用対効果が悪い場合の商品絞り込みと再テスト:逆に、消化が進みすぎている、または広告の費用対効果が良くない場合は、以下の手順を推奨します。
    1. 配信している商品数を絞る:一部の商品を配信から除外します。費用対効果がよくない商品を除外することで、費用対効果を引き上げることができます。
    2. 設定予算を減額する:広告予算を引き下げると予算消化スピードが遅くなる傾向にあります。そのため、費用対効果が良くない場合、一度設定予算を抑えて効果を安定させましょう。
    3. 改めて広告費を増額する:商品を絞り込み、費用対効果が安定した後に、改めて広告費を増額します。 この際、初回で設定した予算と同じ程度の予算を追加して再テストすることをお勧めします。これにより、どの商品が効果的なのか、最適な予算はどの程度なのかを再度検証できます。

3.2. 定常運用に移行している店舗の予算調整

定常運用に移行している店舗では、基本的には月途中での予算追加はほとんど発生しないと考えられます。

  • 月次で利用可能な最大額を設定:毎月利用可能な金額を月予算として設定しておくのが良いでしょう。
  • デイリー予算管理の特殊な方法と注意点:RPP広告は仕様上、広告管理画面でデイリーでの費用予算管理ができません。もし、デイリーで消化したい広告費を厳密に管理したい場合は、毎日月予算を増額していくという方法を取るしかありません。
    • この方法の課題:月予算の増額が5,000円単位であるため、例えば2,000円程度の少額で運用したい店舗にはこの方法は活用が難しいです。その場合は、商品数を絞り、最適な費用対効果で運用できるようになった後に、月予算として一括で設定するのが効果的です。

4. RPP広告運用を効率化する「ECPRO」

「RPP広告の運用は手間がかかる割に、なかなか売上が伸びない…」と感じている方もいるかもしれません。そのような方には、RPP広告の運用を自動化する「ECPRO」の活用がおすすめです。

  • 面倒な設定が一切不要:目標とするROAS(広告費用対効果)を設定し、自動更新ボタンを押すだけで運用が開始できます。
  • AIによる自動更新:AIが自動で更新を行うため、狙った費用対効果を実現できます。
  • 予算管理からデータ抽出までお任せ:日々の予算管理や、面倒な分析用データの抽出作業もECPROに任せることができます。
  • 日予算制限:1日ごとに予算の上限を設定できます。
  • 作業時間の最大90%削減:これらの自動化機能により、運用にかかる作業時間を最大で90%削減することが可能です。
  • プロのコンサルタントが開発:楽天での「勝ち方」を熟知したプロのECコンサルタントが開発しており、EC-PROを使えばあなたもプロ並みのRPP広告運用が目指せます。

まとめ

この記事では、楽天RPP広告の予算設定から運用中の予算調整まで、実践的な考え方とヒントを詳しく解説しました。

  • 初回は定額からスタートし、1商品あたり200〜400クリックを目安に設定する
  • 既存運用店舗は売上10%〜15%を参考に、自社の状況に合わせて柔軟に調整する
  • 月途中の増額は5,000円以上から可能。費用対効果が悪い場合は商品絞り込み後に再テストを
  • デイリー管理は仕様上困難なため、月次での最大予算設定やECPROのようなツール活用を検討する

これらの情報を参考に、あなたの楽天RPP広告運用がさらに最適化され、売上アップにつながることを願っています。

ご意見・ご質問、お仕事についてのお問い合わせなど、下記フォームからお気軽にお問い合わせください。

内容によっては回答をさしあげるのにお時間をいただくこともございます。
また、休業日は翌営業日以降の対応となりますのでご了承ください。

    必須お問い合わせカテゴリ

    必須氏名

    任意会社名

    必須電話番号

    必須メールアドレス

    必須お問い合わせ内容

    必須個人情報の取り扱いについて

    プライバシーポリシーに同意する

    プライバシーポリシーはこちらからご確認ください。