楽天RMSとは?売上分析の見方と売上アップのポイントついて
楽天市場
直近で楽天に出店してRMSの見方がわからない、、、楽天に出店しているものの分析方法等がわからない、、、これから楽天で売上を伸ばしていきたいと思っている。そんな方向けに、本記事では楽天RMSの分析できるデータについてご説明していきます。
以下の記事で楽天RMS上で操作する商品登録についてやRPP広告についても解説していますので、併せてご確認ください。
Contents
楽天RMSについて
楽天RMSとは、Rakuten Merchant Serverの略で、楽天市場での店舗運営を円滑に進めるための店舗運営ツール のことをいいます。
売上などの確認や分析、商品登録、商品ページの編集や在庫管理など店舗運営に関わる全てのことが、RMS上で可能です。
楽天RMSの見方とは?
RMSに入ると、左側にレフトバナーがあり、下記8つの分類に分けられています。
- 店舗設定
- 受注・決済管理
- 問い合わせ管理
- データ分析
- メルマガ・SNSマーケティング
- 広告・アフェリエイト・楽天大学
- コミュニティ
- 店舗向け情報・サービス
普段、店舗運営をされている方は2番目の受注・決済管理を見られることが多く、この部分以外あまりよく見たことがないという方は多くいらっしゃるのではないでしょうか?
この中で売り上げを伸ばすためにもっとも見るべき箇所はデータ分析になります。ここの部分について詳しく説明していきます。
楽天RMSデータ分析の中で売上を伸ばすにあたってみるべきポイント
データ分析の箇所を見るべき箇所とお伝えさせていただきましたが、どういう見方をすると効果的になるのかご説明していきます。まずその前にデータ分析もさらに下記項目に分かれています。
- 店舗チェックシート
- 店舗カルテ
- アクセス・流入分析
- 売上分析
- 販促効果測定
- データダウンロード
となっております。
一つずつどういうポイントを見ていくのがよいか見ていきます。
店舗チェックシート
ここでは配送面や在庫管理面やレビュー評価などお客様からのユーザビリティーの部分が確認できます。楽天市場の方向性としてエンドユーザーの顧客満足度を近年かなり重要視しているため、この部分の評価を下げないように努力することは重要になってきます。
店舗カルテ
こちらに関しては見られている方も多くいるのではないでしょうか?店舗カルテは月別、日別での売上に始まり、三大指標であるアクセス人数、転換率、客単価の推移などを確認することができます。また、新規既存の人数や、参照元サイトなどの細かい情報も確認することができます。さらに最近では売れている商品は?という項目から楽天市場のジャンルのトレンドと比較した情報や店舗内のジャンルの動向なども確認ができるので、今どういう状況なのかを把握することができます。
アクセス・流入分析
文字どおり、店舗全体のアクセス、商品ごとのアクセスについて詳しく見ることができます。まずは店舗全体としてどこのアクセスが伸びていて、どこが落ちているのかなどを昨年対比、前月比、月別推移などから確認して、そのあとに具体的にどの商品でその項目に対して影響が出ているのかを深堀っていくことをおすすめします。
また、従来版のアクセス分析の商品ページランキングからは商品ごとにお気に入りがどれくらい入っているのかなどの情報も見られるので、戦略的に店舗運営をしていくにあたって武器となる情報が詰まっているので、このアクセス分析の部分がもっとも重要であるといっても過言ではありません。
特に楽天サーチの商品別検索キーワードはSEO対策をする上でもっとも大切な情報になります。こちらでは商品ごとにどのキーワードでアクセスが入ってきているかとそれぞれのキーワードを確認することができます。楽天の検索ロジックの中にキーワードごとの情報をもとに検索順位が決定していることから、この商品別の検索流入で狙ったキーワードでアクセスが取れているのか把握しアクションをしていくことが売上を伸ばすにあたってもっとも重要になってきます。
売上分析
売上が何時頃に作れているのか、月別、日別でどの商品がどれだけ売れているか確認できます。ここでは自社の商品がどのタイミングに売れやすいのかを把握をすることができるので、ぜひチェックしてみてください。
例えば、インテリアは夫婦であれば、日中奥さんが買いたい商品を探してお気に入りなどに入れて夜に旦那さんが仕事から帰った時に相談して購入するというケースが多かったりするので、夜に売上が立ちやすくなります。なので、夜の20時~0時限定のクーポンなどを発行することで売上を伸ばしやすかったりします。
販促効果測定
行動分析レポート、顧客属性レポート、R-mail効果測定、クーポン効果測定などが確認できます。それぞれ見るべきポイントはありますが、行動分析レポートでは店舗内に入ってきたユーザーが認知、興味、購入へのフローでどのように引き上げができているか数値で確認することができます。また、R-mail効果測定ではメルマガの命である開封率も見れるので、配信したR-mailが開封されているのか確認し、開封されていないのであれば、件名の検討などが可能です。
データダウンロード
各種のデータがダウンロードできます。特にこちらからは日別の新規既存のデータが唯一出せる箇所となっており、施策を行った日に新規のお客さんが取れているのかをデータをダウンロードすることで確認することができます。
以上、それぞれの箇所について内容をまとめてみました。
個人的にもっとも見るべき箇所はアクセス・流入分析です。ぜひ確認してみてください。
まとめ
今回RMSの内容についてご説明させていただきました。店舗運営されている方は日々の業務が忙しくなかなか手の回らない部分であると思いますが、かなり有益なデータがRMSでは確認できるので見てみてください。