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【楽天市場】楽天市場の売上アップに直結!今すぐできる「秘密の小技」6選を徹底解説!!

楽天市場

「楽天市場に出店しているけれど、なかなか売上が伸び悩んでいる」「広告以外で手軽にできる施策はないか?」とお悩みのEC担当者様も多いのではないでしょうか。

楽天市場での売上アップには、ページのデザインや広告運用といった大きな施策だけでなく、ユーザーの行動心理を突いた「細かな設定(小技)」が意外なほど大きな効果を発揮します。

本記事では、楽天コンサルのプロが伝授する、1分で設定可能なものから劇的なアクセス増を見込めるものまで、楽天市場の売上アップに繋がる6つの小技を徹底解説します。この記事を読むだけで、明日からの店舗運営が変わるはずです。

楽天市場で売上アップ|項目選択肢でLINE友達登録を爆増

現在、楽天市場の運用においてLINE経由の売上は無視できないほど重要です。しかし、バナーを貼るだけではなかなか登録数は伸びません。

アプリの仕様を逆手に取ったポップアップ活用

楽天アプリの仕様では、商品ページの「項目選択肢」を設定すると、ユーザーが「買い物かごに入れる」を押した際に必ずポップアップが表示されます。

  • 小技の内容: 項目選択肢に「LINE友達登録で〇〇円OFFクーポン配布中!」という選択肢を追加する
  • メリット: バナーを見逃していたユーザーにも確実にアプローチでき、登録数が劇的に増加

楽天市場で売上アップ|「10円オフクーポン」で再訪を促す

「たった10円の割引で売上が変わるのか」と思われるかもしれませんが、この施策の目的は「値引き」そのものではありません。

お気に入り登録者への「プッシュ通知」による呼び起こし

楽天アプリには、お気に入り登録している商品にクーポンが発行されると、ユーザーに通知が飛ぶ仕組みがあります。

  • 活用シーン: お買い物マラソンなどのイベント開始時
  • 効果: 10円オフクーポンを発行することで、ユーザーに「あ、この商品欲しかったんだ」と思い出させ、再訪問のきっかけを作る

CVR(転換率)を上げるためではなく、「休眠顧客を呼び戻すためのアラート」として活用するのが正解です。
設定時は「必須」ではなく「任意」にしましょう。
必須にすると購入の妨げ(離脱)になるリスクがありますが、任意であればスムーズな購入動線を確保しつつ、クーポン取得を促せます。

楽天市場で売上アップ|「限定タイムセール」でアクセス獲得

イベント期間中に特定の時間帯だけ価格を下げる「タイムセール」は、爆発的なアクセスアップを生みます。

目玉商品と「取りこぼし防止」のセット運用

  • 手法: 通常ページのコピーページを作成し、販売期間を指定して大幅割引(例:999円セールなど)を実施
  • 実績: 実際にセッション数が4万〜6万ほど増加した事例もあり

【失敗しないためのポイント】

  • 赤字対策: 個数制限や在庫設定を必ず行い(例:先着3名など)、リスクをコントロールする
  • 離脱対策: セール品を買えなかったユーザー向けに、そのページ内で「今すぐ使える10%OFFクーポン」などの別動線を用意し、通常商品への買い回りを狙う

楽天市場で売上アップ|クーポンアドバンス広告で「ふるさと納税」を回避

11月〜12月の繁忙期、検索結果が「ふるさと納税」の返礼品で埋め尽くされ、自社商品が表示されないことに悩む店舗様は多いです。

広告枠の「穴」を突く戦略

実は、ふるさと納税は「納税」という性質上、クーポン値引きができません。つまり、クーポンアドバンス広告にはふるさと納税の返礼品は表示されないのです。

  • 戦略: RPP広告だけでなく「クーポンアドバンス広告」を強化する
  • メリット: 強力な競合である自治体(ふるさと納税)を避け、検索結果の上位枠を独占してアクセスを集めることが可能

楽天市場で売上アップ|クーポン取得後の「自動ページ遷移(RD=)」活用

クーポンを取得してもらった後、そのまま離脱されては意味がありません。

ユーザーを迷わせないURL設定

楽天のクーポンURLの末尾にある &rd=(または RD=)というパラメータを活用しましょう。

  • 小技の内容: RD= の後に、遷移させたい商品ページやカテゴリページのURLを繋げる。
  • 活用例:「対象商品が限定されている場合、クーポン取得後即座にその商品ページへ飛ばす」、「キャンペーン対象商品一覧ページへ飛ばし、まとめ買いを促す」

ユーザーの手間を一つ減らすだけで、購買意欲を逃さず決済まで誘導できます。

楽天市場で売上アップ|LINE・メルマガによる「レビュー促進キャンペーン」の再告知

レビューを書いてもらうために「次回使えるクーポンプレゼント」を実施している店舗は多いですが、告知がページ内だけになっていないでしょうか。
もし、ページ内だけで訴求されている場合は、以下記載の内容の実施を検討してみることをおすすめいたします。

「商品到着後」のタイミングを突く

ユーザーは購入時にはキャンペーンを認識していても、商品が届く頃には忘れているものです。

  • 施策: 商品が届いたであろうタイミングで、LINEやメルマガでキャンペーンを再告知する
  • 応用編: 「メルマガ読者限定の特別なレビュープレゼント」を用意すると、開封者の約50%がレビューを記載してくれたという驚異的な事例もあり

レビューの蓄積は、中長期的な楽天市場内SEO(検索順位アップ)において最も重要な要素の一つです。

まとめ:小さな設定の積み重ねが大きな売上アップを生む

今回ご紹介した6つの小技は、一つひとつは数分で設定できるものもありますが、共通しているのは「ユーザー心理」「楽天市場のシステム仕様」を巧みに掛け合わせている**点です。

楽天市場という巨大なモールで勝ち抜くためには、広告費を投じるだけでなく、こうした「痒いところに手が届く」施策の積み重ねが、最終的な転換率(CVR)やリピート率に大きな差をつけます。

成功させるための実践ロードマップ

何から手をつければ良いか迷った方は、以下の優先順位で試してみてください。

  1. 【最優先】項目選択肢の活用(LINE登録)
    • 即効性が高く、将来的な「自社資産(リスト)」を構築できるため、全店舗必須の施策です
  2. 【イベント時】10円クーポン & タイムセール
    • お買い物マラソンや楽天スーパーSALEの期間に合わせて実施し、アクセスの爆発力を体験してください
  3. 【繁忙期対策】クーポンアドバンス広告 & レビュー促進
    • 年末などの競合が激化する時期に向けて、今のうちからレビューという「信頼」を貯め、広告枠を戦略的に確保しましょう