「5と0のつく日」概要や施策について徹底解説!
楽天市場
Contents
はじめに
今回は楽天市場の「5と0のつく日」について解説をしていきます。
ユーザーに対しては、そのタイミングがお得という刷り込みがだいぶ進んでいるので、実際の売上高も「5と0のつく日」に偏ることが多いです。
「5と0のつく日」についての概要理解と、実際に売上高を上げるために何をすべきなのか、本記事でまとめていきたいと思います。
以下の記事も合わせてご参照ください。
こちらもおすすめ!
楽天市場【5と0のつく日】概要
5と0のつく日とは
まずは、楽天の5と0のつく日の概要について解説をしていきます。
ポイントアップの対象になる日は、「5の倍数の日」となるので、「5日、10日、15日、20日、25日、30日」にポイントアップとなります。
5と0のつく日の仕組み
次にポイントアップの仕組みですが、「+1倍」となります。
- 例:楽天カードを利用してお買い物をする場合は、以下の通りポイントが4倍となります。
- 通常ポイント:1倍
- 楽天カード:+1倍
- 「5と0のつく日」:+1倍
ですので、5と0のつく日には、楽天SPUのポイントアップと合わせて、楽天カードの利用で4.0%の高還元率で楽天市場でのお買い物が可能です。
5と0のつく日の上限について
次に、楽天の5と0のつく日の上限についてですが、どのカードで決済しても貰えるポイントの上限は月間で1,000ポイントになります。
楽天市場でひと月に合計金額50,000円のご購入で上限の1,000ポイント付与されます。
楽天SPU特典ポイント:5,000ポイント(楽天プレミアムカードは15,000ポイント)まで
5と0のつく日の開始と終了時間について
また、「楽天5と0のつく日 何時から?」というお声もありますが、当日の0:00から23:59まで開催されます。
楽天市場【5と0のつく日】施策
では次に、店舗側としては具体的にどういった施策をすべきなのか、解説をしていきます。
基本的には、モール全体の売上高が上がるタイミングで、ユーザーの流入数、および転換率が高まる傾向にありますので、スーパーセールやマラソンと同様に、5と0のつく日にしっかり売上を作れるように、対策をしていきましょう。
以下で紹介している中でも特に、RPP広告の運用の調整はかなり大事な項目となります。
理由としては、楽天の検索ロジック上、経由キーワードでの販売実績および転換率が、そのままそのキーワードでの検索順位に直結するため、売上がたつタイミングで販売を強化する、という方針は間違いないかと考えられます。
自店舗で活用できそうであれば、是非取り入れてみてください。
①バナー貼り付け
可能であれば店舗様オリジナルのバナーを作成しましょう。
4倍の日だけの特集ページを作成しても良いと思います。
②広告の出稿
楽天市場の広告を使ってアクセスを上げましょう。
通常より転換率の高いユーザーを集客できるタイミングですので、アクセスを強化する仕組みを作りましょう。
③店舗内企画の実施
目玉商品・割引商品・送料無料・セット販売等、特別な企画を絡めて打ち出しましょう。
- 商品名の頭に「○○%OFF」「今だけ○○%OFF」などを入れることで、楽天の検索結果で見たときでもセールをしていることが分かりやすいようにしっかりアピールする
- 商品のサムネイル(第一画像)にも、上記同様にセールをしていることをアピールする(文字面積が大きすぎると楽天のガイドラインに引っかかる可能性があるので、控えめに表示)
- 商品ページの最上部と最下部に「セールをしている」ことをアピールするバナーを差し込む。その際に、楽天市場全体で実施しているポイントアップバナーなども同時に差し込む
- RPP広告を出している場合は、キーワード単価が一時的に上がりやすいため、前日夜のうちにキーワード単価の設定を見直す
その他
またご参考までですが、Yahoo!ショッピングについても「5のつく日」のイベントがあります。
以下がYahoo!ショッピングの「5のつく日」におすすめの施策ですので、ぜひ実践してみてください。
- タイムセールクーポン
タイムセールクーポンとはヤフー主催のタイムセール企画です。
検索画面での「〇〇%OFFクーポン(店舗負担)」というヤフープレミアム会員に対しての絞り込み対象になり、普段のクーポン利用率を上げることができます。
STORE’S R∞(ストアーズ・アールエイト)トップに「登録受付中のYahoo!ショッピング主催タイムセール」という表示があり、そちらから設定することができますので積極的に活用していきましょう。
- メルマガ配信
メルマガ配信は、お金をかけずにできる施策ですので積極的に活用しましょう。 - PRオプション
5のつく日の前からは料率が上がりやすい傾向になっていますので、商品の検索順位は日々チェックする必要があります。 - ストアマッチ
PRオプション同様、他店舗も商品の露出を上げるために入札単価の値段も上げてきますので、チェックを怠らずにチューニングしてください!
終わりに
今回は楽天の5と0のつく日について解説をしてみましたが、いかがでしょうか。
弊社では楽天市場をはじめとした各種EC関連の運営代行、運用代行も行っておりますので、ご興味がある企業様はぜひ一度お問い合わせいただければと思います。