【自社EC】ネットショップ立ち上げが失敗する5つの理由とは?成功するために絶対に押さえるポイントを解説
自社EC
本記事は、累計300社以上のECコンサルティング/運営代行経験を手掛ける株式会社ProteinumのYouTube解説内容をもとに、自社ネットショップがなぜ失敗しやすいのか、最も重要な5つの理由と改善策を体系的にまとめたものです。
自社ECをこれから始めようと考えている事業者様、始めて間もない事業者様必見の内容となっています。
自社ネットショップが失敗する最も大きな理由は、「コンセプト・導線・集客・運営体制・キャンペーン」の5つが欠けていること です。
以下の5つが典型的な失敗例です:
- コンセプトが曖昧で、店の“正体”が分からない
- サイト制作が目的化し、購入導線が弱い
- 集客施策が何も設計されていない
- 担当者が兼任で運営が回らない
- キャンペーンや特集がなく、購入動機が弱い
楽天やAmazonのように集客力があるモールとは違い、自社ECは “自分でお客様を集めて売る”チャネル。そのため、この5つが欠けると確実に失敗します。
Contents
自社ネットショップはなぜ失敗しやすいのか?
自社ECは、楽天やAmazonのようなモールとは根本的に構造が異なります。
モールは以下のように“売れる仕組み”が既に整っています。
- 圧倒的な集客数
- 検索ロジック(SEO)が自動で機能
- カート導線・比較導線が完成している
- 購買行動に慣れたユーザーが多い
一方、自社ECは ゼロから信頼と集客を構築する必要があるチャネル です。
自社ECは集客・導線・運営をすべて自社で構築する必要があるから
自社EC立ち上げは、モールのように検索流入・イベント・比較導線が最初から整っていません。
そのため、立ち上げ段階から 集客/導線/ブランド訴求 をゼロから用意する必要があります。
改善策|自社EC立ち上げの前に“5つの前提”を必ず理解しておく
最低限整えるべきポイントは次の通りです:
- サイトの方向性(コンセプト)
- SEOに強い構造
- 買いやすい導線/UI
- 流入チャネル(SNS・SEO・広告)
- 運営体制
これらはモールにはない、自社ECならではの前提条件です。
なぜ自社EC立ち上げ時のコンセプト設計が重要なのか?
サイトに訪れたユーザーは、最初の1〜3秒で「自分に関係のある店かどうか」を判断 します。
この瞬間に「何の店か分からない」と判断されると、ユーザーはページを閉じ、二度と戻りません。
ユーザーは“専門性が明確なサイト”にしか興味を示さないから
ECサイトに訪れた段階で「ここは自分の求める商品を扱っている」と瞬時に判断できることが重要です。
コンセプトが曖昧なまま立ち上げられたECは、売上が伸びず離脱率が高くなる傾向があります。
改善策|ファーストビューで“店の正体”を即伝える
次のような工夫を入れるだけで売上が改善します。
- トップ画面で 「◯◯専門店」 と明記
- 店のこだわりを3点に厳選して掲載
- ビジュアル+テキストで伝える
- 「当店が選ばれる理由」を箇条書きで提示
例(食品ECの場合)
・添加物不使用
・産地直送
・ギフト対応
など、ユーザーが重視するポイントを最前面に出します。
なぜサイト制作がゴールになると売れないのか?
自社EC立ち上げ時に最も多いのが「外注に依頼して綺麗なデザインのサイトを作れば売れる」という誤った考え方です。
しかし“おしゃれなサイト”と“売れるサイト”は別物です。
デザイン重視だと導線が複雑になり、ユーザーが迷子になりやすいから
おしゃれすぎるサイトは次のような問題を引き起こします。
- どこを押せば商品に行けるか分からない
- カテゴリが探しにくい
- カート導線が弱い
- 商品説明が不足している
こうした“迷わせるサイト”は、見た目が良くても売れません。
改善策|スーパーの売り場のように、迷わない導線を作る
ユーザーが自然に商品へたどり着ける導線を設計します。
- カートを常時右上に固定
- 人気カテゴリをトップに配置
- 商品一覧ページの一覧性を高める
- 「目的別検索」「ギフト」「値段別」などの導線を用意
ユーザーは“慣れた導線”で買い物したいだけです。デザインよりも「買いやすさ」を最優先します。
なぜ集客戦略がないと自社ECは成立しないのか?
自社EC最大の失敗パターンがこれです。
集客の仕組みを持たずにサイト公開 → 全く売れない → 3ヶ月で撤退
というケースが非常に多いです。
入口チャネルを持たないECは、存在しないのと同じだから
集客方法は大きく分けて3つあります:
- SEO(検索流入)
- SNS(コミュニティ)
- 広告(最速で効果が出やすい)
自社ECは、これらのうち少なくとも1つが強くないと成立しません。
改善策|最低1つの“強い流入チャネル”を持ってからサイト公開する
おすすめの準備状態:
- SNSフォロワーが1,000人以上
- 広告予算を月10〜30万円確保
- SEO記事を10〜20本仕込んだ状態
- LINEやメルマガで既存顧客への導線設計
入口の強弱によって、立ち上げ初月の売上が5倍以上変わります。
なぜ担当者が兼任だと運営が止まるのか?
自社EC運営には、日々行うべき改善タスクが膨大にあります。
しかし多くの企業では、営業・事務・SNS運用などを兼任しており
ECの改善が止まってしまいます。
運営タスクが多く、兼任では物理的に回らないから
EC運営に必要なタスクは次の通りです。
- 商品登録
- ページ改善
- 特集ページ作成
- SEO記事作成
- 広告運用
- SNS発信
- 分析と改善
これを本業と兼任でこなすのは、現実的に不可能です。
改善策|全部を自分でやる発想を捨て、外注やツールを組み合わせる
おすすめの方法:
- 商品登録は外注
- SEO記事は外部ライター
- 広告運用はプロへ委託
- 分析はツールで自動化
すべてを内製する必要はありません。
重要なのは 継続できる運営体制 をつくることです。
なぜキャンペーン設計がないと購入率が上がらないのか?
自社ECは、モールと比べて価格競争力の弱い場合が多く、「買う理由」をつくる仕組みが欠かせません。
ユーザーは“最後の一押し”がなければ購入を決断しないから
特に次のような特典は購入率を大幅に上げます:
- ◯円以上送料無料
- 初回限定クーポン
- 会員登録でポイント付与
- LINE登録インセンティブ
- ギフト特集
- 季節イベントページ
- まとめ買い割引
食品ECであれば、ギフト需要は非常に強いため
ギフト特集や用途別提案は必須です。
改善策|最低3つのキャンペーンと“見える位置”の特集ページを必ず用意する
ポイントは、キャンペーンを「見えない位置」に置かないことです。
トップページのファーストビューやメインバナーに設置します。
自社ECを成功させるには何を準備すべきか?
成功する自社ECは、サイト公開前の段階で既に“勝てる構造”が整っています。
H3:“5つの土台”があるECは、公開初月から売上が伸び始める
成功企業が必ず整えているのは次の5つです。
- 明確なコンセプト
- 買いやすいUI導線
- 集客チャネル
- 運営体制
- キャンペーン設計
特にコンセプトと集客チャネルは、初期の売れ行きを大きく左右します。
改善策|立ち上げ前チェックリストを作成し、漏れをゼロにする
以下のチェックが揃えば失敗しません。
- コンセプトを1行で言語化
- ファーストビューで価値を伝える
- 集客チャネルが1つ以上ある
- 運営体制が整っている
- キャンペーンを複数設定済み
- ギフト特集や季節特集ページを用意
- SEOの記事設計がスタートしている
まとめ:自社ECで失敗しないために最も重要なことは?
自社ECは「準備が9割」です。
準備が整っていれば、商品力・ブランド力以上にECは伸びます。
逆に準備が不足していると、どれだけ良い商品でも売れません。
結論|5つの要素を事前に整えたECだけが継続的に成長する
- コンセプト
- 導線
- 集客
- 運営
- キャンペーン
この5つが揃った瞬間、自社ECは売れ始め、長期的に“利益率の高い資産チャネル”へ進化します。
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