Amazonクーポンプログラムとは?登録と活用方法(その1)
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【記事の対象となる方】
- Amazonでのクーポン利用方法がわからない方
- Amazonで定価を変更したくないが、売上を上げるための割引施策を検討している方
- Amazonでのクーポン利用を検討している方
Amazonは商品登録してからの販売方法のレパートリーが少なく、価格以外での勝負がしにくいと感じる方は多いのではないでしょうか?クーポンも価格に訴求する施策ではあるのですが、メーカーとの関係性を崩さずに安く販売したいという方や、自身がメーカーのため、卸先への提示価格との整合性を取るために、定価は崩したくないといった方も活用できると思います。この記事では、Amazonで実施できるクーポン施策と実際の実施方法について説明していくので、参考にしてみてください。
1. Amazonのクーポンプログラムとは?
商品ページ上でクーポン利用を設定できます。値下げがしにくい商品の値下げや値下げの限定感を演出するのに、活用できると商品の販売方法に幅を出すことができます。
2. Amazonクーポンプログラムの登録方法
以下の流れでクーポンを設定できます。
- Amazonセラーの「クーポン」ボタンを押下する
- 「クーポンを作成する」、「最初のクーポンを作成する」ボタンを押下する
- クーポンに商品を追加し、クーポン対象商品を選択
- 割引額と予算の設定
- スケジュールとターゲット(対象者)の設定
- 設定内容の確認と登録
① Amazonセラーの「クーポン」ボタンを押下する
Amazonセラーのヘッダーメニューのなかの「広告」カテゴリをマウスオーバーすると、「クーポン」があるので、そちらを押下します。
② 「新しいクーポンを作成」ボタンを押下する
「クーポン」設定画面に遷移するので、右上の「新しいクーポンを作成」ボタンを押下します。
③ クーポンに商品を追加し、クーポン対象商品を選択
検索窓に対象商品の商品名もしくはASINコードを入力し、商品をクーポン対象商品として、登録します。対象商品の追加が完了したら、「次へ」をクリックします。
④ スケジュールと割引金額、予算を設定
クーポンの「スケジュール」「割引額・率」、「1人あたりの使用可能回数」、「予算」を設定します。
予算は次の費用の合計で設定をします。
・割引の日本円相当額
・引換手数料(1回の引き換えごとに60円)
例えば、ある商品に対して100円のクーポンを提供し、100人の購入者にクーポンを利用してもらいたい場合、
(割引の日本円相当額 × 引換数)+(引換手数料 × 引換数)
(100円 × 100)+(60円 × 100)= 16,000円
となります。
注意点ですが、予算はあくまで目安なので超過する可能性も考慮して登録しましょう。
⑤ クーポン名とターゲット(対象者)の設定
まず、クーポン名を設定します。例えば15%OFFのクーポンにハンドウォッシュと名前を付けた場合、「15%OFFクーポン ハンドウォッシュ」と表示されます。クーポン名はガイドラインがあるので、注意して設定しましょう。不快感を与えるような語句、割引率、Prime Dayやサイバーマンデーなどイベントに関する語句は、入力が禁止されています。
次に「ターゲットとなる購入者」の設定です。「すべての購入者」か「Amazonプライム会員」か選択可能です。プライム会員だと送料無料などの特典があるので、商品合わせたターゲット設定を行いましょう。
⑥ 設定内容の確認と登録
最後にクーポンの設定に間違いがないか確認し、右上の「送信」ボタンを押下します。
※クーポン登録時の注意点
クーポン開始の2日前までは登録内容が編集可能です。
2日前を過ぎると、「クーポン有効期間の延長(延長のみです)」と「予算の増額(増額のみです)」しか編集できなくなるので注意してください。
3. Amazonクーポンプログラムの活用法
Amazonクーポンプログラムの活用法は以下です。
- 定価からの値下げができない商品の値下げ施策として、クーポンを活用する
- 期間限定など、特別感を演出し、イベントに合わせて実施する
クーポンを適切な金額、タイミングで使用することで、Amazon内での検索順位をあげるブースト施策として活用しましょう!
ただ、カート取得できる価格で販売できる商品で実施しないと、せっかく売れてもあとの売上が続かないので、注意しましょう。
終わりに
ここまで、Amazonクーポンプログラムについてお話ししてきました。いかがだったでしょうか?
上手に活用すれば便利な仕組みですので、是非ご活用ください。