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Yahoo!ショッピング メーカーアイテムマッチを解説!概要から活用法まで

Yahoo!ショッピング

Yahoo!ショッピングの広告にはアイテムマッチ広告がありますが、アイテムマッチ広告は基本的にYahoo!ショッピングもしくはPayPayモールの出店者だけが利用可能な広告メニューになります。一方で、「メーカーアイテムマッチ」という機能があり、メーカーアイテムマッチを使うことで出店者ではないメーカーもアイテムマッチ広告を出稿できるようになります。

そこで本稿では、Yahoo!ショッピングのメーカーアイテムマッチについて解説をします。メーカーアイテムマッチの概要から機能・活用方法まで詳しく解説をしていきますのでぜひご参考ください。

  • 1. メーカーアイテムマッチの概要
  • 2. メーカーアイテムマッチの機能・活用方法
  • 3. Yahoo!ショッピングのメーカー向け広告サービスの種類
  • 4. メーカーアイテムマッチ・ショッピングブランドサーチアドの併用
  • 5. メーカーアイテムマッチのまとめ

1. メーカーアイテムマッチの概要

Yahoo!ショッピングにおけるメーカーアイテムマッチの概要について解説をします。

  • 1-1. メーカーアイテムマッチの特徴
  • 1-2. メーカーアイテムマッチとアイテムマッチの違い

1-1. メーカーアイテムマッチの特徴

メーカーアイテムマッチとは、出店者ではないメーカーがアイテムマッチ広告に出稿できる機能の名称です。Yahoo!ショッピングの検索結果に出せるキーワード広告、アイテムマッチは今まではYahoo!ショッピング及びPayPayモールの出店者だけが利用可能でした。

メーカーがアイテムマッチに出稿する場合、Yahoo!ショッピング出店者の商品を選んで出稿する、という形になるので、メーカーが商品を卸している卸先の店舗の商品を広告してくれる、ということです。
上記から、メーカーアイテムマッチの費用は、メーカー負担となります。

1-2. メーカーアイテムマッチとアイテムマッチの違い

上述のように、メーカーアイテムマッチとはYahoo!ショッピングに直営ストアを持たないメーカーでも各出店ストアの商品データを用いて自社商品を専用枠でアピールできるサービスです。

▼ 通常のアイテムマッチ広告とは以下の違いがあります。

項目メーカーアイテムマッチアイテムマッチ
運用者メーカーもしくは代理店
※複数アカウントでの作成・運用可能
ストア
※1ストアに1アカウントのみ
予算キャンペーン単位で設定
※全ストアの同一商品・商品群ごとに設定可能
ストア単位で設定
CV計測指定商品単位
※クリック商品と同一商品のCVも確認可能
ストア単位で設定
※どの商品が買われてもCV計測
入札方法商品入札・キーワード入札商品入札のみ

2. メーカーアイテムマッチの機能・活用方法

Yahoo!ショッピングにおけるメーカーアイテムマッチの機能・活用方法を解説します。

  • 2-1. キーワード入札
  • 2-2. キーワード入札と商品入札の比較
  • 2-3. 利用停止の設定方法

2-1. キーワード入札

キーワード入札とは従来の商品入札とは異なり、広告配信するキーワードを広告主側で設定できる機能です。ビッグワードでの入札や、季節のイベント(母の日、クリスマス等)に関するキーワードでの入札も効果的です。

2-2. キーワード入札と商品入札との比較

キーワード入札の効果

・配信実績の高いキーワードの効果最大化&目的に応じた広告配信ができる
・配信実績の高いキーワードに入札し、売上の最大化を目指せる
・商品入札では表示されない競合ワードに対して入札し、競合シェア獲得を目指せる
・ビックワードに対して入札を行い潜在層ユーザーの獲得を目指せる

商品入札の効果

・幅広い範囲で配信を行うことによって広告表示回数を増やすことができる
・カテゴリ検索、検索結果ページ以外(レコメンド、特集ページ)にも掲載される
・配信条件を限定しないことによって新たにターゲットとなるキーワードの特定につながる
・検索キーワード×商品別レポートで効果の高いキーワードがわかるようになる

上述のように商品入札とキーワード入札は得られる効果が違うため、
メーカーアイテムマッチでは商品入札とキーワード入札を併用した広告運用が効果的です。

2-3. 利用停止の設定方法

出店者からするとメーカー負担で自社の商品を広告してくれるのでメリットしか無いように見えますが、一点注意があります。メーカーアイテムマッチを利用する場合、メーカーアイテムマッチ経由でのクリック数やコンバージョン率をメーカー側で確認ができてしまいます。

自店舗の商品をメーカーアイテムマッチ広告に使われたくない、コンバージョン率などを見せたくない、という場合は、以下のURLからメーカーアイテムマッチの利用を停止することが出来ます。

https://pro.store.yahoo.co.jp/pro.<ストアアカウント>/vcsignup/sendinfo

※ストアアカウントが「aaa」の場合は、
https://pro.store.yahoo.co.jp/pro.aaa/vcsignup/sendinfo
というURLになります。

3. Yahoo!ショッピングのメーカー向け広告サービスの種類

Yahoo!ショッピング上でのメーカー向け広告サービスには「メーカーアイテムマッチ」と「ショッピングブランドサーチアド」の2種類があります。

「メーカーアイテムマッチ」はキーワードに基づいた商品を表示するので商品そのもののPRに適しており、「ショッピングブランドサーチアド」はキーワードやカテゴリに基づいてブランドバナーと複数商品を同時に表示できるので、ブランド全体での売上や認知の拡大、クロスセル・アップセルへ繋がります。

4. メーカーアイテムマッチ・ショッピングブランドサーチアドの併用

Yahoo!ショッピングにはショッピングブランドサーチアドと呼ばれる広告がありますが、その概要とメーカーアイテムマッチとの併用について解説をします。

  • 4-1. ショッピングブランドサーチアドとは
  • 4-2. メーカーアイテムマッチとの効果的な併用方法

4-1. ショッピングブランドサーチアドとは

ショッピングブランドサーチアドはカテゴリで商品を検索する新規顧客に対しバナーを表示させることで、自社ブランドの訴求が可能です。

検索結果ページの上部で掲載されるため、他社に顧客を奪われる前に潜在顧客へのリーチができます。
掲載場所はYahoo!ショッピング検索結果ページの上部に以下のように掲載されます。


ロゴをクリックするとブランド特集ページや自社商品の検索結果一覧ページに遷移させることができ、商品だけでなくブランドコンセプトの訴求にも役立ちます。

ロゴの横にあるように売れ筋商品や新商品などの単品訴求もでき、ブランドを認知している顧客であれば即購入にも繋がります。

4-2. メーカーアイテムマッチとの効果的な併用方法

「メーカーアイテムマッチ」と「ショッピングブランドサーチアド」はどちらもメーカー向けの検索連動型広告ですが、それぞれの役割が違うため、併用をおすすめします。
両サービスを同時に利用することで、キーワードで検索ページを自社商品で埋めることもでき、
顧客には自社専用ページのように映り商品の信頼性も増すため、高い売上効果が期待できます。

5. メーカーアイテムマッチのまとめ

ここではYahoo!ショッピングのメーカーアイテムマッチの特徴や運用についてご紹介しました。従来のアイテムマッチや他の広告との違いを理解し、有効に活用しましょう。運用にお困りの際は弊社までお問合せください。

弊社ではYahoo!ショッピングの運営代行等も行っておりますので、気になる方は以下フォームよりお問い合わせ頂ければと思います。

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