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【楽天市場】LINEの配信設定からお友達登録・売上アップ施策を徹底解説

楽天市場

LINE友達設定

本記事では、これまでの支援実績が1,000社以上、広告運用実績年間10億円以上の弊社(Proteinum)が楽天市場におけるLINEの活用方法について徹底解説します。

【この記事を読んでいただきたい方】

  • 楽天市場でのLINE配信を実施していない方
  • 楽天市場でのLINE配信を検討されている方
  • 楽天市場でのLINE配信の効果的な方法を知りたい方

【この記事を読んでわかること】

  • 楽天市場でLINE配信を始める方法
  • 楽天市場でのLINEお友達登録数を増やす方法
  • 楽天市場でLINEを活用して売上を引き上げる方法
米沢 洋平
Writer米沢 洋平

株式会社Proteinum 代表取締役

慶応義塾大学を卒業後、楽天グループ株式会社に入社。ECコンサルタントとして、ショップオブザイヤー受賞店舗を含むのべ700店舗以上を支援。その後、小売業を中心に経営コンサルティング業務に従事(事業戦略策定、EC戦略策定・実行支援など)し、株式会社Proteinum(プロテーナム)を創業。
プロテーナムでは、楽天、amazon、自社EC、Yahoo!ショッピングを中心に、データに基づく圧倒的な成果にこだわった支援を行っている。ナショナルブランドを中心に累計1,000社以上の支援と年間広告費10億円以上の運用実績を持ち、独自のEC運用支援システム「ECPRO」も提供している。

Contents

楽天市場におけるLINE配信とは?

楽天市場のLINE配信とは、通常禁止されている楽天市場ユーザーをLINEに誘導することができるサービスです。商品ページに外部リンクを貼り、LINEのお友達登録やSNSのフォロワー獲得を促進できます。

LINEは開封率が高く、継続的に接点を確保することでイベント時に大きく売り上げを伸ばすことができたり、リピーター化を促進することが可能です。

楽天市場のLINE配信に必要なR-SNSとは?

楽天市場のLINE配信に必要なR-SNSとは?

楽天市場では、店舗ページから外部サイトやSNSへのリンク設置が原則禁止されています。LINEの友だち登録ページへ誘導するためには、楽天公式のSNS連携サービス「R-SNS」への申し込みが必須です。

R-SNSに申し込むことで、楽天市場のガイドラインに準拠した形でSNSへの誘導リンクやバナーを店舗ページ内に設置できるようになります。

  • R-SNS申し込みの具体的手順
  • R-SNSの契約条件と解約時の注意点
  • R-SNSで利用可能な4つのSNS

R-SNS申し込みの具体的手順

R-SNSの申し込みはRMSから行います。具体的な手順は以下のとおりです。

  1. RMSにログインし、「メール・SNSマーケティング」メニューを開く
  2. 「R-SNS利用申込フォーム」に進み、「利用申込・各種オプション申込」を選択
  3. 「申請希望SNS」で「LINE公式アカウント」にチェックを入れて申請

LINE公式アカウントの開設は楽天が無料で代行してくれるため、自分でLINEビジネスIDを取得する必要はありません。申し込みから利用開始まで、新規の場合はおおむね2週間程度が目安です。

なお、既に保有しているLINE公式アカウントをR-SNSに紐づけることも可能ですが、その場合は楽天市場以外への誘導リンクの調整が必要となり、利用開始まで1〜2カ月程度かかるケースがあります。

R-SNSの契約条件と解約時の注意点

R-SNSは月額3,000円(税別)の利用料で、初期費用はかかりません。ただし、以下の契約条件に注意が必要です。

R-SNSの契約は年間契約(12カ月)です。月額払いですが、途中解約はできません。解約申請をしても、契約日から1年後の同日まで契約が継続し、その間は月額料金が発生します。

また、R-SNSを解約すると、R-SNS経由で開設したLINE公式アカウント・Instagram・Facebookのアカウントは削除され、外部リンクURLもすべて無効になります。せっかく集めたLINEの友だちリストが失われるため、解約は慎重に判断してください。なお、楽天ROOMのアカウントのみ解約後も継続利用が可能です。

R-SNSで利用可能な4つのSNS

R-SNSで連携できるSNSは以下の4つです。月額3,000円の固定料金で、すべてのSNSを利用できます。

SNS主な用途
LINE公式アカウントクーポン配布、セール告知、ステップ配信によるリピーター育成
Instagram商品ビジュアルの訴求、ハッシュタグによる新規認知拡大
Facebookテキスト中心の情報発信、Instagramとの連携投稿
楽天ROOM楽天ユーザー同士の口コミ・レコメンドによる購買促進

ただし、R-SNSで開設したアカウントは楽天市場専用です。自社ECサイトや他のECモールへの送客、R-SNSで連携していないSNS(X(旧Twitter)など)への誘導は禁止されています。違反した場合、楽天の違反点数制度の対象となり、最悪の場合は強制退店の可能性もあるため、十分注意してください。

楽天市場でのLINEの利用料金

楽天市場でLINEを活用するには、まずR-SNSの月額利用料3,000円(税別)が必要です。これはR-SNSの利用料であり、LINE公式アカウントのプラン料金とは別費用です。LINE公式アカウント自体はコミュニケーションプラン(月額無料・200通まで)から利用可能ですが、配信規模に応じて有料プランの契約が必要になります。LINEはメッセージの配信通数や追加メッセージの通数により利用料金が変動するため、注意してください。

プラン名コミュニケーションプランライトプランスタンダードプラン
月額固定費(税別)無料5,000円15,000円
無料メッセージ通数(月間)200通5,000通30,000通
追加メッセージ料金(1通あたり)メッセージ追加不可メッセージ追加不可3円まで

追加メッセージの配信通数による利用料金の変化

追加メッセージ数に応じて配信単価が変わります。料金を確認しながら、配信していきましょう。

追加メッセージ配信数単価配信単価(目安)
~50,0003.0円3.00円
50,001~100,0002.8円3.00~2.90円
100,001~200,0002.6円2.90~2.75円
200,001~300,0002.4円2.75~2.63円
300,001~400,0002.2円2.63~2.53円
400,001~500,0002.0円2.53~2.42円
500,001~600,0001.9円2.42~2.33円
600,001~700,0001.8円2.33~2.26円
700,001~800,0001.7円2.26~2.19円
800,001~900,0001.6円2.19~2.12円
900,001~1,000,0001.5円2.12~2.06円
1,000,001~3,000,0001.4円2.05~1.62円
3,000,001~5,000,0001.3円1.62~1.49円

2026年10月の追加メッセージ料金改定

2026年2月にLINEヤフー株式会社より、2026年10月1日付で追加メッセージ料金を改定する旨が発表されました。現行の13段階にわたる従量課金テーブルが廃止され、シンプルな2段階制に移行します。

配信通数新料金(1通あたり・税別)
20万通/月まで3.0円
20万通/月を超えた分2.5円

現行料金では、配信量が増えるほど段階的に単価が下がる仕組みでしたが、改定後は計算がシンプルになる一方、配信規模によっては現行よりコストが上がるケースも考えられます。

たとえば、月50万通を配信する場合、改定後は20万通×3.0円+30万通×2.5円=135万円(税別・月額固定費除く)となります。現行の段階料金と比較し、自社の配信規模での影響を事前に試算しておくことが重要です。

配信通数にカウントされないメッセージ

LINE公式アカウントのすべてのメッセージが課金対象になるわけではありません。以下のメッセージは配信通数にカウントされず、無料で利用できます。

メッセージ種別概要
LINEチャット(1対1トーク)ユーザーからの問い合わせに対する個別返信
あいさつメッセージ友だち追加時に自動送信されるメッセージ
応答メッセージ特定のキーワードに対して自動返信するメッセージ
AI応答メッセージユーザーの質問内容にAIが判断して返答するメッセージ

これらの無料枠を最大限に活用することで、一斉配信の回数を削減しながらもユーザーとの接点を維持できます。とくに「あいさつメッセージ」と「応答メッセージ」は設定しておくだけで自動的に機能するため、運用工数を抑えつつ配信コストを削減するうえで非常に有効です。

楽天市場でLINE配信を行うべき理由

ロイヤル顧客の育成は、ECの売上アップに欠かせません。広告費をかけずにリピート購入を促せるロイヤル顧客を増やすために、最も効果的で手軽な方法がLINE配信です。

楽天市場では、店舗が顧客に積極的に情報を届ける手段として「R-SNS」と「R-mail」の2つがあります。それぞれに利点があり、併用することで効果を最大化できますが、中でも「R-SNS」のLINE公式アカウントは非常に効果的です。

LINEでの発信は、高い確率でユーザーの目に触れるため、認知向上に優れており、売上アップや顧客との関係構築にもつながります。そのため、早い段階からの活用を強くおすすめします。

LINE配信とR-Mailの違いを比較

楽天市場で店舗から顧客へ能動的にアプローチできる手段は「R-SNS(LINE配信)」と「R-Mail(メルマガ配信)」の2つです。両者の違いを以下の表にまとめました。

比較項目LINE配信(R-SNS)R-Mail(メルマガ)
開封率約60%約20%
配信コストR-SNS月額3,000円(税別)+LINEプラン料金(従量課金あり)1通あたり1円(税込)
リスト蓄積方法ユーザーの友だち登録が必要(店舗側から能動的に促す)商品購入時にメルマガ購読者として自動蓄積
双方向性チャットでの個別やり取りが可能一方向の配信のみ
配信形式画像・動画・リッチメッセージ対応、視認性が高いテキスト・HTML形式のメール
即時性プッシュ通知でリアルタイムに届くユーザーがメールを開封するまでタイムラグあり

LINE配信はメルマガと比べて開封率が約3倍と高く、即時性にも優れているため、セールやクーポン告知など即効性を求める施策に向いています。一方、R-Mailは購入者リストが自動で蓄積されるため、LINEの友だち登録を待たずに配信を開始できるメリットがあります。

理想的にはLINEとメルマガの両方を運用し、LINEで即効性のある販促を、メルマガで詳細な商品情報やコラム配信を行うなど、役割分担をするのが効果的です。どちらか片方しか運用できない場合は、開封率と売上への直結度が高いLINE配信を優先することをおすすめします。

楽天市場のLINE利用で得られる5つのメリット

楽天市場のLINE利用で得られる5つのメリット

楽天市場のLINE利用で得られるメリットは、顧客と継続的な接点を確保し続けられる点です。リピーターを増やす施策として利用しましょう。

  • 開封率が高く購買につながりやすいリピーターへの配信チャネルの獲得
  • 配信結果に基づくセグメント配信が可能
  • ステップ配信機能の活用
  • あいさつメッセージの活用
  • リッチメニューで常時接点を確保

開封率が高く購買につながりやすいリピーターへの配信チャネルの獲得

LINEはメルマガ経由の売上の3倍以上の売上を獲得できる場合もあるCRMツールです。LINE配信で追加コストと労力はかかりますが、一定規模以上(月商300万円以上)の店舗様については必ず実施すべきだと考えています。

配信結果に基づくセグメント配信が可能

過去の開封履歴やクリック履歴に基づいてセグメントを掛けることができます。スタンダードプラン(月額15,000円)の無料メッセージ通数である30,000通/月を超えると追加メッセージ料金が発生するため、適切なセグメントを設定し、より売上があがりやすい配信を設定しましょう。セグメントごとに配信内容を変更することで、さらなる売上アップを狙うことも可能です。

ステップ配信機能の活用

ステップ配信機能を活用し、LINEのお友達登録からの経過日数などに合わせて、自動で配信設定が可能です。リピーターにつながりやすい配信内容を検証し、自然とリピーターになってしまう構造を作りましょう。リピーター化するには、特にF2転換が重要なので、どうやって2回目購入を発生させるかに重点を置いて検討するとよいでしょう。

あいさつメッセージの活用

あいさつメッセージとは、ユーザーがLINE公式アカウントを友だち追加した直後に自動で送信されるメッセージです。最大の特徴は、配信通数にカウントされない無料枠であるという点です。

通常のメッセージは3吹き出しまでが1通としてカウントされますが、あいさつメッセージは配信通数にカウントされない無料枠であり、かつ5吹き出しまで設定可能なため、より多くの情報を無料で届けることができます。

友だち追加直後はユーザーの関心が最も高いタイミングです。あいさつメッセージで以下のような内容を自動配信し、初回購入やリピート購入への導線を作りましょう。

  • 友だち登録限定のクーポンコード
  • 店舗の人気商品やおすすめ商品の紹介
  • 現在開催中のセール・キャンペーン情報

あいさつメッセージは無料で配信できるため、配信コストを気にせずに活用できます。まだ設定していない場合は最優先で設定することをおすすめします。

リッチメニューで常時接点を確保

リッチメニューとは、LINEのトーク画面下部に常時表示できるメニューバーです。ユーザーがトーク画面を開くたびに目に入るため、メッセージ配信をしなくても継続的に店舗への導線を確保できます。

リッチメニューに設定するおすすめの導線は以下のとおりです。

  • クーポン取得ページへのリンク
  • 店舗TOPページや特集ページへのリンク
  • 人気商品ランキングページ
  • お問い合わせ(チャット対応)

リッチメニューの表示は配信通数にカウントされないため、追加コストなしで運用可能です。とくに楽天市場のイベント期間中は、リッチメニューからセール特集ページに直接誘導することで、LINE経由のアクセスと売上を底上げできます。

楽天市場のLINE利用の5つのデメリット

楽天市場のLINE利用の5つのデメリット

メリットが大きいLINE配信ですが、デメリットもあるため、デメリットを理解した上で運用していきましょう。

  • 配信通数が月の配信上限通数を超えると従量課金によりコストが増加する
  • LINE配信のブロックされやすさ
  • LINEの運用工数の確保
  • R-SNS解約時のアカウント削除リスク
  • 楽天専用アカウントの外部誘導制約

配信通数が月の配信上限通数を超えると従量課金によりコストが増加する

LINEのお友達数が増え、月の配信上限通数を超えるようになると、追加コストがかかるため1通あたりに配信コストがかかります。無差別に配信するとコストが増加するだけの結果となってしまうこともあるため、ターゲットを絞る運用が必要になってきます。

LINE配信のブロックされやすさ

メルマガと比べて、LINEは日常生活のコミュニケーションにも使われていることもあり、配信頻度が多すぎるとブロックされやすい傾向にあります。見てもらいやすい特徴の裏返しではありますが、ブロックされないように、配信内容を工夫する必要がより必要です。

LINEの運用工数の確保

LINEの配信内容を検討したり、配信登録をしたり、ユーザーからのチャット問い合わせなどが必要なため、LINE運用のための工数を確保しなければなりません。配信内容については元々メルマガで配信していた内容を流用するなど、工数削減の工夫をしながら行っていくとよいでしょう。

R-SNS解約時のアカウント削除リスク

R-SNSを解約すると、R-SNS経由で開設したLINE公式アカウントは削除されます。これまでに獲得した友だちリストや配信履歴もすべて失われるため、再度R-SNSに申し込んだ場合もゼロからのスタートとなります。

また、店舗ページに設置していた外部リンクURLもすべて無効化されます。Instagram・Facebookのアカウントも同様に利用不可となります(楽天ROOMのみ継続利用可能)。

友だち数の蓄積には長期間の運用が必要なため、R-SNSの解約は慎重に判断してください。一度契約したら最低1年間は継続利用する前提で、運用体制を整えてから申し込むことをおすすめします。

楽天専用アカウントの外部誘導制約

R-SNSで開設したSNSアカウントは、楽天市場への誘導専用です。自社ECサイトや他のECモール(Amazon、Yahoo!ショッピングなど)への送客は一切禁止されています。

プロフィールリンクやメッセージ内のリンク先も、楽天市場の商品ページや特集ページに限定されます。R-SNSで連携していないSNS(X(旧Twitter)など)への誘導も規約違反の対象です。

違反した場合は楽天の違反点数制度が適用され、R-SNSの利用停止だけでなく、最悪の場合は楽天市場からの強制退店につながる可能性もあります。日頃から配信内容やリンク先を確認し、ガイドラインを遵守した運用を心がけましょう。

楽天市場でLINE配信するときの売上アップの3つのポイント

LINE配信は売上アップに直結する施策なので、ポイント押さえた実行でスタートダッシュを決めましょう!

  • LINEお友達登録者数を増やす
  • 効果的な配信タイミングで配信する
  • 売上につながりやすい内容で配信する

LINEお友達登録者数を増やす

LINEお友達登録数が少ないと配信ができないので、まずはお友達登録者数を増やす必要があります。訴求時のバナー設置箇所と具体的なおすすめ実施施策を紹介します。

【おすすめ掲載箇所】

  1. 商品オプション
  2. SP:スマホスライダー
  3. TOPページ
  4. PC:商品ページヘッダーバナー
  5. フローティングバナー

商品オプション

商品購入時に必ず対応する必要があるため、LINEのお友達登録を効果的に促進できます。クーポン特典などを用意すればかなりの確率でお友達登録を獲得できます。

商品オプション

SP:スマホスライダー

楽天市場の購入は8割以上がスマホ経由のため、必ず設置しておきたい箇所です。LINEのお友達登録バナーを作成し、設定しましょう。

SP:スマホスライダー

TOPページ

そこまで閲覧されるわけではありませんが、できるだけ多くの面で訴求するという意味でTOPページでの訴求も忘れずに行いましょう。

TOPページ

PC:商品ページヘッダーバナー

PC経由で確認するお客様も一定数存在します。忘れずに訴求しましょう。

PC:商品ページヘッダーバナー

フローティングバナー

やや高度なコーディングスキルが必要ですが、フローティングバナーを設置できると必ずユーザーの目に留まるため、効果的な訴求が可能です。

フローティングバナー

効果的な配信タイミングで配信する

LINE会員を集めたら、次は売上につなげていきましょう。定期的なLINE配信が重要です。 おすすめの配信タイミングは以下です。モール全体や店舗独自のキャンペーンにより売上アップが見込めるタイミングにアクセスを集めます。

【LINE配信のタイミング】

  1. イベントの初日
  2. イベントの中の5のつく日
  3. イベントの最終日前日
  4. 5のつく日
  5. 自社独自キャンペーン

LINE配信の開封率を引き上げるポイント

LINE配信を分析した結果開封率への影響が大きいのが、配信時間でした。

  • 配信時間をすこしずらす: 20時配信ではなく、20:15配信などとするのがポイント

理由は楽天市場の他店舗がピッタリの時間に送信することが多いからです。ユーザーには大量のLINEが送られます。LINEは配信が遅ければ遅いほど、上に表示されるため、すこしずらすのがおすすめです。

楽天LINE配信の適切な頻度の目安

LINE配信の頻度は、月5〜6回程度を目安にするのがおすすめです。楽天市場のイベントスケジュール(お買い物マラソン初日・5のつく日・イベント最終日前日など)に合わせると、このくらいの回数に落ち着きます。

頻度が多すぎると、ブロック率の上昇につながります。日常的に使うLINEに販促メッセージが頻繁に届くと、ユーザーにとってストレスになりやすいためです。

一方で、配信頻度が少なすぎると、ユーザーに店舗の存在を忘れられてしまい、LINEの友だちリストを維持している意味が薄れます。イベントに合わせた定期配信を習慣化し、ユーザーとの接点を適度に保つことが重要です。

売上につながりやすい内容で配信する

100社以上の店舗様のLINE配信結果を分析した結果わかった、ブロック率が上がらず、かつ売上を引き上げられる配信内容は、「お得な情報提供」 です。自社として配信したい内容を配信したい気持ちはわかりますが、まずはLINEお友達登録者にとって有益な情報を配信して、ブロックしないほうがいいLINEだという認識を作りましょう。

【楽天でおすすめのLINE配信内容】

  1. 期間限定クーポン
  2. 期間限定ポイント
  3. 期間限定セール
  4. 新商品発売告知

①期間限定クーポン

期間限定クーポン

元々自社商品を購入してくれていたり、興味をもってくれているユーザーに対し、期間限定してクーポンを発行することで、購買意欲を促進し、売上アップにつなげることができます。また、クーポンは購買期間などのセグメントを設定できるため、既存限定やLINE限定など制限をかけることができます。

②期間限定ポイント

期間限定ポイント

元々自社商品を購入してくれていたり、興味をもってくれているユーザーに対し、期間限定してポイントを発行することで、購買意欲を促進し、売上アップにつなげることができます。自社商品がクーポンとポイントどちらのほうが売上アップにつながるのか、自社の方針として値引きにどこまで対応してよいか、検討の上実施しましょう。

③期間限定セール

期間限定セール

セール告知でも一気に売上を獲得できます。何もしなくても購入してくれるお客様ではなく、セール告知があったから購入した、という方が増えるような企画を検討しましょう。商品を限定して割引率がかなり大きいセールにしたり、普段購入されていないがリピーター購入比率が高い商品をおすすめしたりといった工夫がおすすめです。

④新商品発売告知

新商品発売告知

既存顧客に新商品発売を告知して、まずレビューを集めるのは非常に有効な手段です。セールなどと合わせて配信しましょう。

R-SNSを活用したLINEの効果測定の確認方法

R-SNSを活用したLINEの効果測定の確認方法

LINEの効果測定の方法とあわせて、計測に必要なタグ付きURL発行の手順も紹介します。

  • タグ付きURL発行の具体的手順
  • RMSからLINEのパフォーマンスレポートを確認する
  • LINE公式アカウントの管理画面から効果測定を確認する

タグ付きURL発行の具体的手順

LINE配信の効果をRMS上で正確に計測するには、配信するリンクに計測タグを付与する必要があります。2024年3月リリースのRMS配信機能を使えば計測タグの手動付与は不要ですが、LINE公式アカウントの管理画面から直接配信する場合は、以下の手順でタグ付きURLを発行してください。

  1. RMSにログインする
  2. 「メール・SNSマーケティング」メニューを開く
  3. 「LINE公式アカウント for R-SNS」を選択する
  4. 「対象URL」欄にリンク先ページのURLを入力する
  5. 「メッセージタイプ」で配信の種類(通常メッセージなど)を選択する
  6. 計測タグ付きURLが発行されるので、これをLINE配信のリンクとして使用する

このタグ付きURLを使って配信することで、RMSのパフォーマンスレポート上でLINE経由のアクセス数・売上・転換率などを正確に把握できるようになります。

RMSからLINEのパフォーマンスレポートを確認する

「LINE公式アカウント for R-SNS」からパフォーマンスレポートをクリックすることで閲覧が可能です。

RMSからLINEのパフォーマンスレポート

RMS上だと、以下の確認が可能です。

【確認可能項目】

  • 月次主要指標: 対象期間の売上・訪問者数・転換率・客単価、顧客属性(性別、会員ランク、地域分布、新規・既存)を確認可能です。
  • メッセージ効果推移: 効果を月次推移で確認できます。LINE全体、メッセージタイプ別、購入者属性(新規・既存)の3パターンで確認可能です。

LINE公式アカウントの管理画面から効果測定を確認する

売上とは異なる軸での効果測定の確認がLINE公式アカウントの管理画面にある「分析」タブから実行可能です。売上などは見られませんが、以下の項目の確認が可能なので、ぜひ活用してください。

【確認可能項目】

  • メッセージ通数: 「配信」、「応答」、「あいさつ」の通数が確認可能です。
  • 友だち: 「友達追加数」、「ターゲットリーチ」、「ブロック」の推移が確認可能です。
  • チャット: 「アクティブルーム」(やりとりがあったチャットルーム)、「受信メッセージ」、「送信メッセージ」が確認可能です。

R-SNSの拡張機能|LINE配信機能について

2024年3月から、R-SNSのLINE拡張機能として 「RMSでのLINE配信機能」 がリリースされました。

これまでは必ずRMSでURLを発行→LINE管理画面でLINE配信→RMSで分析、の手順を踏む必要がありましたが、RMSで配信から分析まで全て行えるようになりました。

また、効果を計測するために計測タグ付きURLへの変換が必要でしたが、計測タグ付きURLへの変換を行わなくても効果測定を行えるようになりました。

  • RMSでLINE配信するための初期設定
  • メッセージのテンプレート作成機能
  • 配信メッセージごとの分析機能(パフォーマンスレポート)

RMSでLINE配信するための初期設定

RMSで配信から分析まで全て行うためには、RMSとR-SNS契約済みのLINE公式アカウントを連携する必要があります。

LINEアカウントと連携

「LINEアカウントと連携する」ボタンをクリックしてください。 別のタブで、LINE Official Account へのログイン画面が開きます。

LINEアカウントと連携

LINE Businessへログイン

LINE Official Accountにログインしてください。 ※R-SNS未契約のアカウントにログインした場合はエラー画面となります。

LINE Businessへログイン

連携

R-SNSにご契約中のアカウント名が表示されますので、「連携」ボタンをクリックしてください。

R-SNSにご契約中のアカウント名が表示されますので、「連携」ボタン

拡張機能を連携

確認用のポップアップ画面にて、再度「連携」ボタンをクリックしてください。

拡張機能を連携

初期設定完了を確認

RMSに戻り、ページを更新(PCの場合はF5キー)して、アカウント連携が完了したことを確認してください。

初期設定完了を確認

メッセージのテンプレート作成機能

事前にテンプレートを作成することで、メッセージ作成の工数を削減することができるようになりました。 また、バナーを使用するメッセージの画像をLINE用に用意する必要がありましたが、R-cabinetから画像を選択可能になりました。

RMSの「LINE公式アカウント for R-SNS」の「テンプレート一覧」タブから事前に作成したテンプレートを確認することができ、右上に表示される「新規テンプレート作成」から新しいテンプレートを作成できる仕様になっています。

  1. 「テンプレート一覧」タブ
  2. 「新規テンプレート作成」
「テンプレート一覧」タブ

配信メッセージごとの分析機能(パフォーマンスレポート)

これまで確認できなかった、配信メッセージごとのレポートを確認することができるようになり、より詳細な分析が可能になりました。

RMSの「LINE公式アカウント for R-SNS」の「メッセージ分析」から確認することができます。

配信メッセージごとの分析機能(パフォーマンスレポート)

【成功事例】楽天市場でLINEお友達登録者数増加+153%!商品オプションの追加

商品オプションにLINEお友達登録者を増やすための誘導文言を設定すると、LINEのお友達登録者数が激増するので、絶対に実施してみていただきたいです。

  • 【実施施策】商品オプションにLINEお友達登録でクーポンプレゼントのテキスト追加
  • 【実施結果】1週間でLINEお友達登録者数が+153%!
  • 【施策実施手順】商品オプションへのテキスト追加

【実施施策】商品オプションにLINEお友達登録でクーポンプレゼントのテキスト追加

商品オプションにLINEお友達登録でクーポンプレゼントのテキスト追加

実施した施策は商品購入かご付近に表示される商品オプションに「LINEお友達登録で、〇〇円以上〇〇円OFFクーポン」というテキストを表示し、LINEのお友達登録を促進する、というものです。

【実施結果】1週間でLINEお友達登録者数が+153%!

実施した結果元々、544名だったお友達登録者数が830名に増加 しました。これは他の同様に近い条件の期間のお友達登録者数の 6倍増加 するという結果で非常にインパクトが大きい結果となりました。

【施策実施手順】商品オプションへのテキスト追加

LINEのお友達登録者数を増やすために、特に重要な「商品オプションの追加」 の具体的なやり方について解説します。

この方法は、実際に私たちが取り組んだ施策の中でも、再現性が高く、効果が抜群だった方法です。以下でわかりやすく説明します。

【LINEお友達登録者数を増やすため商品オプション追加手順】

  1. RMSの商品管理>商品一覧>該当商品>商品オプションから設定する
  2. 設定内容を決定する

1.RMSの商品管理>商品一覧>該当商品>商品オプションから設定する

RMSの商品管理>商品一覧>該当商品>商品オプションから設定可能です。

RMSの商品管理>商品一覧>該当商品>商品オプション

2.設定内容を決定する

設定内容は各項目について、以下などとするのがおすすめです。

  • 項目名: 「LINEお友だち登録で、今すぐ使える「4,000円以上で10%OFFクーポン」プレゼント中!宜しければ、ページ内バナーからご登録ください。」といった誘導文言
  • ユーザーからの入力: 必須
  • タイプ: チェックボックス

この方法を使えば、LINEへの登録者数が確実に増加していきます。できるだけ主要商品に商品オプションを設定することが望ましいですが、注意点 として、組み合わせ販売を設定している商品には商品オプションを付けることができません。そのため、どの施策を優先するかをしっかり検討して進めましょう。

楽天市場でのLINE配信まとめ

LINE配信についてまとめてきましたが、いかがだったでしょうか?LINE配信は確実に成果を挙げられる施策です。広告費削減にもつながりますので、ぜひ活用していきましょう。

この記事では楽天市場で売上を上げるためのLINEの活用方法について解説してきましたが、メルマガも同様にうまく使うことで売上アップに役立てることができます。