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【楽天市場】RPP広告の費用を削減・節約する2つのポイントを徹底解説!

楽天市場

RPP広告の広告費を削減・節約するためのポイントを徹底解説!

楽天市場でRPP広告を運用していると、「広告費が高騰してROASが下がってきた…」「クリックは増えているのに売上につながらない…」といった課題に直面する店舗様は少なくありません。

しかし、むやみに広告費を削減すると、露出が大幅に減ることで売上まで落ちてしまうケースが多く見られます。だからこそ重要なのは、無駄な広告費だけを見極めて削るという視点です。

本記事では、RPP広告費を節約しながら成果を最大化するために欠かせない、たった2つの実践ポイントをわかりやすく解説します。また、最後には広告費削減と相性のよい「強化すべき商品・キーワードの見つけ方」も紹介します。

ROAS改善の基本:RPP広告の費用削減が正しく機能するために

まず押さえるべきは、ROASの計算式です。

ROAS=売上 ÷ 広告費(CPC×クリック数)

そのため、ROASを高める方法は大きく以下の2つです。

  • 売上を上げる
  • 広告費を減らす

今回は後者である「広告費の削減」にフォーカスします。しかし単純に広告費を削るだけでは、露出の減少により売上も落ちる逆効果になることがあります。

RPP広告の費用を削りすぎるとROASは上がらない

広告費を減らすと一時的にはROASが改善したように見えても、以下の負の連鎖が起き、最終的には店舗全体のパフォーマンスが弱体化します。

  • 露出数の大幅低下
  • クリック数の減少
  • 売上の下落

だからこそ、削る対象は「費用対効果の悪い部分だけ」に絞らなければなりません。

RPP広告の費用を削減・節約する2つのポイント

ここからは、今すぐ実践できる2つの削減施策を紹介します。

効果の悪い商品・キーワードを除外してRPP広告の費用を削減

まずは、効果の悪い商品・キーワードの除外設定についてです。

楽天市場のRPP広告は、すべての商品が広告配信対象になります。
そのため、CVR(転換率)が低い商品やROASが悪いキーワードを放置していると、広告費だけが消化されてしまいます。

除外すべき対象の判断基準

以下の指標に当てはまるものは要注意です。

  • クリック数が多いのに売上が発生していない(CVR=0)
  • ROASが100%以下
  • CVRが1%未満と著しく低い

これらは無駄クリックを生みやすく、コストを圧迫する原因です。

頻度は1〜2週間に一度でOK

頻繁に行う必要はありません。1〜2週間に一度の見直しだけで、無駄クリックは大幅に減少します。
結果として、ROASが安定して費用対効果が改善していきます。

実施した店舗では、無駄クリックが20〜40%削減されたケースも多く、ROASが安定して改善していく傾向があります。

CPC(クリック単価)を調整して最適化することでRPP広告の費用を削減

次に行うべきは、ROASが悪い商品・キーワードのCPC(入札単価)の見直しです。

楽天RPPのCPCはオークション制

楽天RPPはオークション形式となっており、高い単価を設定している方が露出しやすくなります。
とはいえ、商品スコア(販売実績など)が高い商品は安いCPCでもRPP広告で表示させることができます。そのため、CPCは商品個別に考え、設定し必要があります。

ROASが悪い商品にCPCを高く設定していると、消耗が増えるだけで配信効率が悪化します。

調整の具体的な基準

  • ROASが良い商品 → CPCを維持 or 微増(強化)
  • ROASが悪い商品 → CPCを10〜20%ほど下げる

CPCを下げるだけでROASが改善することがある

例:

  • 現状:CPC 50円、ROAS 80%
  • 調整:CPCを40円に下げる
    → CPCの引き下げ分、広告費の消耗が減り、ROASが100%を超えるケースも多数あります。

ただし、CPC調整の目的は費用の削減ではなく最適化であるということは念頭においてください。
CPCを下げすぎると露出が極端に減るため、小刻みに調整しつつ、データを見ながら最適化することが重要です。

つまり、最適化したことで安い費用で売上を立てることができ、その結果RPP広告の無駄な広告費が削減されるという構図です。

RPP広告の費用削減施策と合わせたい効果の高い部分への「集中投資」

広告費の削減は大切ですが、成果を最大化するには強化すべき商品キーワードへの投資が欠かせません。

強化対象の見つけ方(管理画面)

以下は強化すべき対象商品の見つけ方と、実際の調整例です。

  1. RMS内のパフォーマンスレポートでROAS順に並び替え
  2. 上位5〜10の商品・キーワードを抽出
  3. これらに限定してCPCを少し増やす(+5〜10円など)

このやり方は、限られた広告費を最大効率で配分するための最もシンプルかつ効果的な手法です。

強化するメリット

  • 費用対効果の高い部分の売上が伸びる
  • 全体ROASを押し上げる
  • 大きな広告費を使わなくても成果が出る

削減だけではなく、投資すべきところには投資するというメリハリが重要です。

まとめ:この2つを実施するだけでRPP広告の費用の無駄は削減可能

今回紹介した2つの施策は、どれもすぐに実践でき、効果も出やすい内容です。

① 効果の悪い商品・キーワードを除外する
② CPCを適切に調整する

この2つを1〜2週間ごとに繰り返すだけで、無駄な広告費が大幅に削減され、ROASが着実に向上します。
細かい調整になりますが、RPP広告の費用を削減し、他の広告や施策に注力したい店舗様は是非実施しましょう。

しかし一方で、これらの運用は手作業で行うと非常に負荷が高く、データ確認や除外設定の作業がどうしても煩雑になります。

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