-Blog- ブログ

【Amazon】Amazonにおける売上を伸ばすためのタイムセール徹底活用ガイド

amazon

Amazonで商品を出品されている皆様、こんにちは!

Amazonのタイムセールとは、特定の商品をあらかじめ決めた割引価格で期間限定販売することにより、商品ページのアクセス数や販売数を一気に増やす販促施策です。
短期間で露出を集中させることが可能で、Amazonのトップページやセール特設ページに掲載されるチャンスもあります。この施策により、注目を集めにくい商品についても一気に注目を集めることができます。
本記事では、そんなタイムセールの活用方法を解説いたします。
Amazonで商品を出品している店舗様、これからAmazonに商品を出品しようとしている店舗様にご活用いただきたい内容になりますので、是非ご覧ください!

Amazonで実施されているタイムセールの種類

現在、Amazonで主に活用されているタイムセールの種類は3つあります。

特選タイムセール

特徴

24時間限りの割引価格で提供する日替わりタイムセールです。
露出がかなり大きく、トップページなどに掲載されることもあります。

参加条件

Amazonが選んだ特定の商品が対象で、Amazonからの招待が必要です。
選ばれた出店者・商品のみが参加可能です。

数量限定タイムセール

特徴

在庫に制限を設けて、(例:「残り何個」と表示)数量限定で実施するタイムセールです。
Amazonユーザーは各商品の有効期限内に商品を購入するか、カート追加率が100%に達する前に商品を購入するか、のいずれかの方法でセール価格での購入を行います。
希少性や購買意欲を高めやすいのが特徴です。

おすすめタイムセール

特徴

出品者が自ら申請できるタイムセールです。
販売期間や割引率を柔軟に、自由に設定できるため、販促施策として実施しやすいです。

Amazonのタイムセールを活用するべき理由

タイムセールを実施することには、主に以下の3つの効果が期待できます。

商品レビューの獲得

セール期間中に購入数が増加することで、結果として商品レビューが増える可能性が高くなります
レビュー数が増えることは、次の購入につながる確率を高めるため、レビュー獲得はタイムセール実施の大きな目的の一つとなります。

検索順位アップ

Amazonは、売れている商品を優先的に検索上位に表示する傾向があります。
タイムセールを実施して一時的に売上を伸ばすことで、自然検索での上位表示を狙うことができ、中長期的に検索からの売上アップにつなげる効果が期待できます。

余剰在庫の消化目的

旧モデルを使用している場合や在庫が過剰になった商品について、タイムセールにより一時的に購入を促進できます。これは、旧モデルの消化やFBAの保管手数料の削減などにつながります。

Amazonのタイムセールにおける招待型・エントリー型の違い

Amazonのタイムセールは、参加方法によって「招待型」と「エントリー型」に大別されます。

招待型タイムセール(特選タイムセールなど)

参加条件

Amazonから招待された場合のみ実施できる、完全な招待制のタイムセールです。
Amazonからのオファーがあった場合のみ実行可能です。
出品者側の費用は基本的に無料です。オファーが来て割引率の条件を達成できる場合は、基本的に参加した方が良いとされています。

注意点

セールの実施期間を自由に設定することができず、招待された日程通しての実施となります。
また、Amazonの審査基準が非公開のため、エントリーしても審査に落ちて参加できない可能性があります。

エントリー型タイムセール(数量限定タイムセール、おすすめタイムセールなど)

参加条件

出品者がamazon seller centralから申請して参加できるセールです。
数量限定タイムセールやおすすめタイムセールなどが該当します。

注意点

エントリー型のタイムセールは手数料がかかります。
売上に対して1%のセール手数料とセール実施の日数に応じた手数料が発生しますのでご注意ください。

エントリー型タイムセールの具体的な参加資格は定められており、大口出品者アカウントを所有し、全体的な評価が星3.5以上である必要があります。

詳しい参加条件は、「amazon seller central 」に記載がございますので、ご活用ください。
参考資料:amazon seller central

https://sellercentral.amazon.co.jp/help/hub/reference/external/G202111490?_fsi=Wz4LQXaI&locale=ja-JP&_fsi=vEXPbKik

Amazonタイムセールの効果を最大化するための活用テクニック

Amazonのタイムセールは、開催するだけでもアクセスや売上アップにつながりますが、さらに効果を高めるためのテクニックがあります。

スポンサープロダクト広告とタイムセールを併用

タイムセールを実施している商品をスポンサープロダクト広告でも配信することによって、アクセス数の増加、売上アップを期待できます。
特に、重要になるのが「競合商品のASINをターゲットに設定する」ことです。
これにより、相手の商品ページ経由での売上をアップすることができ、売上アップにつながる可能性が高くなります。

Amazonのタイムセール活用における注意点

タイムセールを効果的に実施するために、以下の点に注意してください。

原価率が高すぎる商品でタイムセールに参加しない

Amazonのタイムセールは、割引コストだけでなく手数料も踏まえて対象商品を選定する必要があります。上記の触れさせていただいた通り、エントリー型のタイムセールは、売上に対して1%のセール手数料とセール実施の日数に応じた手数料が発生しますので、これらを加味すると赤字になる商品は、掲載は控えるのが良いでしょう。

十分な在庫を確保する

FBAの在庫が不足した場合、機会損失につながってしまう可能性があります。
タイムセールを実施する際は、必ず十分な在庫が確保できている状態で実施するようにしてください。

最後に

今回はAmazonのタイムセールについて、種類、活用メリット、そして効果を最大化するための具体的なテクニックや注意点を解説しました。

この情報が、皆様のAmazonでの売上向上に役立つことを願っております。