【楽天市場】RPPエクスパンションの概要と調整のコツを徹底解説
楽天市場

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RPPエクスパンションとは?
従来のRPP広告が楽天市場内に広告配信がされるのに対し、RPPエクスパンションは楽天グループサービス以外のメディアに「商品画像+テキスト」形式で配信できる広告です。
RPPエクスパンションでは、楽天グループサービス外の顧客に商品をリーチできるため、露出対象を大きく拡大可能です。
RPPエクスパンションの特徴
RPPエクスパンションの特徴は以下の通りです。
- 楽天グループサービス以外のメディアに配信
- RMSに登録している商品の中から、ユーザーの検索キーワードと関連性の高い商品を自動で広告として掲載
- 画像入稿・原稿編集は不要
- 「パフォーマンスレポート」により、配信実績の検証が可能
RPPエクスパンションとその他の楽天市場広告の配信ターゲット比較
RPPエクスパンションは、楽天グループサービス外の購買意欲の高いユーザー層へアプローチ可能です。楽天市場だけでなく、より広いターゲットに対し、認知を拡大したい、顧客を獲得したい、といった場合に有効です。

RMSより:https://info.rms.rakuten.co.jp/rms/message/95702b5b-c698-45c0-a29e-f54ec7abfb24
RPP広告とRPPエクスパンションの比較
RPP広告とRPPエクスパンション(以下表では「RPP-EXP」と記載)の違いは以下の表のとおりです。

RMSより:https://info.rms.rakuten.co.jp/rms/message/95702b5b-c698-45c0-a29e-f54ec7abfb24
RPPエクスパンションでは、入札戦略に「クリック重視(CPC設定)」または「ROAS重視(ROAS設定)(※)」を選択できます。
※「ROAS」とは、広告費に対して獲得できた売上金額の割合を表す指標です。
※配信開始時は、「ROAS重視(ROAS設定)」を選択できません。
目安として、過去30日間に広告経由の売上を15から20件以上獲得している場合、「ROAS重視(ROAS設定)」への変更が可能です。
RPPエクスパンションを活用して配信できるメディア
RPPエクスパンションでは、以下のメディアに広告を配信することができます。
・Googleの検索結果/「ショッピング」タブ/「画像」タブ
・その他、Googleが提携するWEBサイト
RPPエクスパンションの利用料金
RPPエクスパンションは、ユーザーによるクリックが発生したときに課金が発生するクリック課金型広告です。
広告費用は広告が表示された時点では発生せず、広告がクリックされた場合に発生します。
例)クリック数が2,000、クリック単価が10円の場合
広告費用=20,000円(クリック数:2,000円 × クリック単価:10円)
※申込時に広告予算(月額)を設定しますが、設定した広告予算(月額)を超過する場合があります。
RPPエクスパンションの広告掲載までの流れ
RPPエクスパンションのキャンペーン登録画面から、4つのステップで完了いたします。
以下流れでRPPエクスパンションのキャンペーン登録画面にアクセスしてください。
RMSトップ(メインメニュー)>広告・アフィリエイト・楽天大学>1 広告(プロモーションメニュー)>検索連動型広告-エクスパンション>キャンペーン>新規登録

【キャンペーン作成画面】

1.「キャンペーン名」に任意の「キャンペーン名」を入力。
※「キャンペーン名」は広告原稿には掲載されません。
2.「キャンペーンステータス」にて「有効」を選択。
3.「継続月予算(月額予算)」を広告予算(月額)を入力。
※最低5,000円から入力可能。
4.「入札戦略」にて「クリック重視(CPC設定)」または「ROAS重視(ROAS設定)」選択のうえ値を入力。
※配信開始時は「クリック重視(CPC設定)」のみ選択可能。
RPPエクスパンション調整のコツ
RPPエクスパンションはユーザーで調整できるポイントがほとんどない広告ですが、唯一調整できるのが除外商品の設定です。
パフォーマンスレポートを確認できるので、売上につながっていないがコスト消化が大きい商品を除外したり、最初から売上が立ちにくい商品を除くといった対応を行うことで、無駄な露出を抑えることが可能です。
まとめ
RPPエクスパンションについて紹介してきましたが、いかがでしたか?
RPPエクスパンションは、楽天グループ外に広告を掲載できる機能です。
是非上手に活用して、潜在的なターゲット層にアプローチしていきましょう!