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RPP広告の設計と具体的な調整方法

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本記事ではRPP広告の設計から具体的な調整方法の解説をしていきます。

RPP広告の構造

RPP広告は以下のような構造になっています。

  • キャンペーン設定でRPP広告の予算上限を設定>商品CPCの設定>キーワードCPCの設定

設定CPCの優先順位は以下の順番です。

  • キーワードCPC>商品CPC>キャンペーンCPC

おすすめのRPP広告の設計方法

入札単価が高いキーワードはキーワードCPCを設定することで、表示できるようにし、商品CPCを設定することでアクセス獲得の漏れがないように調整するのがおすすめです。

理由は商品CPCをかけると該当の商品へのアクセスすべてのCPCが商品CPCとして設定した金額になるため、商品CPCを高く設定してしまうと本来もっと安くクリックを取れたはずのキーワードのコストも高くなってしまうからです。そのため、できるだけ商品CPCは低く抑えつつ、売上につながるものの入札単価が高いキーワードにキーワードCPCを設定することで、無駄なコストを使うことなくアクセスを獲得できます。

RPP広告の調整手順

RPP広告の調整は以下の手順が基本となります。

  1. パフォーマンスレポートで効果測定を確認
    • ROAS
    • 売上
    • CTR
  2. 調整対象の商品・キーワードの設定
    • ROASが高すぎる、低すぎる
    • クリックがほとんどされていない
  3. CPCの調整
    • 基準とするROASなどとの差分からCPCを調整する

RPP広告の設定CPCの考え方ー基準ROAS

調整する際に基準とするROASを決めておけると調整時便利です。基準ROASとは「自社として守りたい広告の費用対効果」です。以下の計算で求めることができます。

  • 基準ROAS=1/つかっていい広告費率×100

RPP広告の設定CPCの考え方ー上限CPC

調整時に上限とするCPCを決めておくと想定以上に広告消化が進んでしまうケースを防ぐことができます。余裕があれば上限CPCを設定しましょう。上限CPCは以下の数式で求めることができます。

  • 上限CPC=使っていい広告費×RPP広告経由のCVR

RPP広告の調整パターン

具体的なRPP広告の調整パターンを紹介します。ぜひ参考にしてください。

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